イブによるハイ

 ライバル同僚が抜擢されまくっている昨今(大爆発)。不肖・ロズ子○○才は、会社へ行く前に風呂になど入りながら(爆)、「…出世で自己実現、ということには全然なりそうにない今(←考えてみれば、そんな状態で定年を迎えそうな同僚は大変たくさんいる。)、私は何によって仕事へのモチベーションを保つべきだろうか」と考えていた。
 あとは人様に喜ばれるように働く、ということしかなさそうだ(大大大大大爆発)。そのささやかな喜びで充分満たされるようになれば、私も大変良い人間になっていると思うのだが、でもやっぱり何か、ライバル同僚の部下になって使われるというのはチョー嫌であろうな(←激想像。)
 くさくさしたので風呂にクラリーセージオイルとともに(嫌がらせのために)サンダルウッドオイルを投入する(大大大大大爆発)。これは嫌がらせである。とはっきり認識しつつ、一方で「…でも、誰に対する嫌がらせ?????」と自分に問いかける私であった。〈←そしてその答えは未だにはっきりしないのであった。)
 そんな心得がよくなかったのか、会社へ着くとすぐさま頭痛の予兆があった。目の奥と頭の後ろが痛む。
 お昼に近づくにつれ、はっきりと頭が痛い感じがしてきた(しみじみ)。このままでは午後は大頭痛大会だ。と思った私は、こっそり休養室へと走った。こちらの美しき管理者から、頭痛薬をもらうためである。
 頭痛薬を搾取(爆)するためなので、くねくねと休養室へ入る。「頭が痛くってーーーーー。」と訴えると、美人管理者は満面の笑みを浮かべながら黙ってこちらを見ていた。「休養する気なのか」と思ったらしい。
 「…頭痛薬をください。」と言うと、笑顔でイブを出してくださる〈←思うツボ ありがたや。)。「ごはんの後にね」という声を受けつつ、すぐさま昼食を食べ、イブを飲む私である。
 昼食はレッド・アンデシン、タンザナイト、カーサ・オブシディアンとともにとり、『変換1』を少し読む。そしてイブを飲むとあーら不思議、頭痛がなくなったばかりか、大変気分がよくなり、若干「ハイ」になっている私であった。
 そう。ミオナールロキソニンムコスタ錠という3点セットを飲んだときも、やたらと気分が良くなる(形容すれば、高揚する多幸感。)のだが、これはやっぱり、クスリによるハイなのだろうか(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。 
 クスリで気分がこんなにも変わる自分というのもどうかなあ。と頭痛の去った頭で考える。石で気分が良くなるのも、薬で気分がよくなるのも、脳への作用としては同じ、なのだろうか(←そして石好きとしては残念なのだが、薬のほうがずっと効果は顕著。)
 時折激情家・ロズ子の脳内では、石やら薬やらの作用によって漣のように脳波が変化し、電子が移動し、その結果ハイになったり怒ったり泣いたりしているということなのだろうか〈←想像。)
 今日も感情はアップダウンを繰り返し、「時折激情家」としては、本日の自分についてもやや反省しているとことである。
 あれでもかなり(自分としては)抑制しているのだが、抑制しているようには見えないだろうなあ、全然〈←何となく反省。)。
 私ったらこの性格はパパに似たのよ。と、亡くなった父の遺伝子のせいにして〈爆)、それでいいのでしょうか、自分(←ダメでしょう。)
 なのであった〈大大大大大爆発)。
 でもまあ、この(周囲にとっては)大変やっかいな時折過激性格が父のDNAによるかもしれないと思うと、自分でもちょっと懐かしかったり、愛しかったりするのであった。〈←おいおい!!!!!)