ホワイトデーの石

 今日はホワイトデーだ!!!!!バレンタインデーからリタイヤして久しい私には、日本一どうでもいい日だが、それでも浮き立つ気分の幸せな方々が周りにいるかもしれない、と思うとちょっといい気分がしてくる(感染呪術)。案外、周囲が明るく幸せであるということは、大切なことなのかもしれない。普段は「自分さえよけりゃいい」なんて思っているが、ほんとに嬉しくて幸せそうな人を見ると、こっちまで嬉しくなってくるもんね。ああ、感情は伝染する。少なくとも私には…。
 さて、そんなホワイトデーの今朝、我が家の周りはマジで「ホワイト」であった。季節外れの大雪で、一面真っ白白のの雪だ!!!!!ああ、これぞWHITE・DAY!!!!!この冬(もうとっくに春だが)一番の積雪だぁ〜!!!!!と(心の中で)騒ぎ、家から車が出るのか、住宅街の道路を滞りなく前進できるのか、真剣に心配したが、結果としては大丈夫であった。良かった〜♪♪♪
 季節外れの大雪で一番様変わりして見えたのは、道路わきの木々である。雪をかぶって重そうに枝を垂らし、幹がひん曲がったりしている木々は、一様に「こないだの春の陽気はなんだったのよ〜!!!!!だまし討ちだわ〜!!!!!きぃぃぃぃぃい!!!!!」と言っているように見えた(感情移入。そんなこと言わないよね)。そんなわけで、通勤車の中、木々の気持ちになって(おおきなお世話)、最初は『早春賦』、次に『マツケンサンバⅡ』を歌った私であった。朝の太陽をぎらぎらと照り返す雪が、私の脳をもってしてサンバのリズムに支配せしめたのである(これはホント)。
 そして「職場のお供石」として、今日チョイスしたのは、例のプログラミングサファイアとウラル水晶(たぶんライトニングの曲がりロシレム)であった。理由は、「雪・寒い」→「ウラル」という単純な連想である。ウラル産のあなた、故郷が恋しいでしょう。わかるわあ。今日の景色はちょっとウラルを彷彿させるわよ〈ホントか???)。寒気団もウラルを通ったやつだろうし。街路樹は松だしさ(ウラルっぽい???!!!)。…というわけで、連れ出したのであった。
 車の中で取り出して眺めたウラル水晶ちゃんは、ちょっぴりスモーキーで、数は少ないながら大き目のレコードがファセットに出ている。そしてタビー型。寒い国の山出身のイメージにたがわず、寡黙でおとなしい。何も言わないが、朝日に照らされるウラル水晶ちゃんは、やはりとてもきれいであった。曲がりが入ってるんで、姿勢は苦しそうだけど。
 雪と朝日の似合うウラル水晶ちゃん!!!「はぁ〜い、シャラポワよ〜。」とは、一生言わないだろうが、それでいいのだ。私はあなたがとっても好きよ!!!!!
 そういえばシャラポワって、ホワイトデーにぴったりだな。どことなくピンク色な感じだし。(爆)