「愛のあいさつ」と石

 昨日の夜はディープローズクオーツを枕の下に入れ、「花まつり石」スタールビーカボションを握って眠った。ピンクと赤(アズキ色)の強力タッグであったが、幸せに熟睡できた。スタールビーさま、あなたはやはり慈愛あふれる釈尊さま???とっても幸せな気分で眠れました!!!!!
 そして今朝。なぜかエルガーの「愛のあいさつ」のメロディーが延々と頭の中に流れるという状態で目覚めた。手にはスタールビー。頭の中には甘い音楽。
 私はクラシックを聴きにいくことはあるが(「自分磨き」というか、「自分シゴキ」のためね。「早く終わんないかな〜。終った後で、何食べよっかな〜。」などと演奏の間中考えている不届きものです。)、クラシックの愛好家ではない。「愛のあいさつ」が頭の中で流れた時も、「この曲って、誰のだっけ???…(すごい長時間経過)エルガーだったかな?????いや、クライスラーかなぁ?????」などと混乱するおとぼけ者だ。ヴァイオリンで演奏されるこの曲に、たいした思い入れもなく、たいして好きでもなかった。
 でも今日は急に頭のなかに流れたので、気になって、うちにあるCDをひっかきまわし、千住真理子の「カンタービレ」を見つけ出して聴いてみた(これを聴くのはほぼ1年半ぶり!!!!!)。…おお、すっごくロマンチックな、いい曲ではないか!!!!!
 CDの解説書によると(これを読むのは実に初めて!!!)、この曲はエルガーがピアノの生徒(女性)から「愛の恵み」という曲をプレゼントされて、そのお返しに贈った曲だという。後に2人は結婚したそうな。う〜ん、典型的な「愛」だねえ…!!!!!まさにローズクオーツ、まーさーにー、スタールビー!!!!!ではないか!!!!!
 アルバム「カンタービレ」において千住真理子は、この曲をストラディバリデュランティ」で演奏している。まるで人が歌っているような深いその音。やはり楽器も生き物なのであろうか。
 「デュランティ」は、難しい状況であったにもかかわらず、いくつかの要因によって千住真理子の手にわたったという。CDの解説の人は、「最高の名器というものは、そのほとんどがまるで引き寄せられるがごとく、一流演奏家という最高のパートナーと巡り会うものである。」と述べ、「デュランティ」が千住真理子を選んだと考えるのは、いささかロマンチックすぎるだろうか、と書いていた。
 千住真理子。人生の苦しみも試練もくぐった(たぶん。)、たいそう深みのある素敵な人である。その人を選んだ名器、デュランティ
 なんだか石と人との関係と似ている、と思った私であった。
 私も素敵な石に選ばれたい!!!!!と思ったら、もすこし(いやかなり)(いいや、すごく)自分を、魂を、磨くべきかな〜(反省)。