カラスと瞑想

 今日は午後、なんと4時間(!)も、昼寝をしてしまった!!!!!怠惰の見本、惰眠をむさぼる私は、不肖ロズ子、○○才でございます。
 さて、その経緯は???昼食後ひどく眠くなり、どうしても耐えられなくなって長座布団に横たわった。一人では寂しいので、手にはディープローズクオーツを握った。珍しくディープローズちゃんが、手の中で、じんじんと自己主張しているように思えたが、すぐさま寝入った私。…そして、気がついたら夕方の5時だったという!!!!!
 家人はそんな私を見捨てて全員こっそり(でもないか、)外出してしまい、気がつくと家でただ一人であった。あああ、何とも言えん!!!!!
 さて、その間わたしは、「人事不省」というほど爆睡していたわけではない。ちゃーんと手の中のローズの存在も感じていたし、外の物音も聞こえていた。つまり、やや瞑想っぽい状態だったのである(おいおい、ホントか???!!!)。
 で、この「お昼のローズクオーツ瞑想」のBGMが何だったかというと、これが実に、すっごくうるさいカラスの鳴き声であった。
 もおう、「カーカーカーカーカーカーカーカー!!!!!」って、うるさいったらありゃしない!!!!!半分眠りながら「…うるさいなあ…」と思っていた。しかも寝ている間ほとんど全部だ!!!!!どうした、カラス!!!!!何が言いたい!!!!!!!!
 これで思い出したのだが、小学生のころ、同級生のお父さんだかおじさんだかが、ボイラー事故で亡くなられたことがある。あまりの悲惨さと無常さと恐怖とに震撼とさせられる、衝撃の出来事であったが、このとき大人がささやいていたことを同級生が耳にして、われわれ小学生にエピソードとして広めた。いわく、「この事故が起こる前に、カラスが、耳が立つほどうるさく鳴いたんだって。」と。
 この日からカラスは私にとって、「死」と結びつく不吉な鳥となった。「長生きできるなら、ゾウガメになりたい!!!」などと本気で願っていた、「死がすっごく怖い」ころである。(今でも死は怖いのだが、日常的には意識しなくなっている。他のすごくつまらないことにかまけるのに忙しくて。というか、無意識にわざとそうして忘れようとしているのかも。)もう不吉も不吉、超不吉!!!!!という感じであった。
 それから○十年。私の中で「カラスの不吉感」は大分うすれたが、こう「耳が立つほど」鳴かれると、いやでも思い出すし、連想してしまう。それに昨日は、家人がカラスにパンをかっさらわれたという珍事件があった。おまけに、今朝は玄関先でカラスが私の目の前をさっと横切った(珍しい!!!!!何のつもりだ、カラス!!!!!)。昨日からどうもカラスづいている。おかしい…。
 葉子さんは、「鳥が飛んできたり」するのは何かを教えてくれているのだと、以前言っておられた。すると、今回のカラスはいったい、どういうことの兆候なのであろうか。
 それにしても、「ディープローズとカラス」っていうのが、とっても合わない。いや、ピンクと黒って、意外に合うのかもしれないが…。
 私にとって、カラスのようなイメージの石は、ラブラドライト。カラスもただ黒いだけではなくて、青みがかった光沢があるような気がするし、「知恵の光」みたいなイメージもあるし。
 それに、神話にはヤタガラス、アーサー王伝説では神聖なイメージのカラス(この知識はあやしいが。超うろ覚え。)、サッカーのシンボルもカラス(これも、「ヤタガラス」だったかな?????)。「カラスは不吉なイメージ一色の鳥」とも言い切れない。
 ま、あの黒い色と、鋭い目と、ふっといくちばしとけづめが怖いことは確かだが。なんか暴力的で傍若無人で、遠慮がなさすぎる感じ。それに、カラス自身の死体がなにより怖いぞ!!!!!お願いだから、その辺で絶命するのはやめてください〜(懇願)。
 昨日パンを奪われた家人は、「毒団子でも撒いてやろうか」と言っていたが、カラスは賢い鳥である。やっぱ、毒団子は、食べないでしょうな(爆)。