じいさまに学ぶの日

 昨日はレムリアンジェードを手に、ディープローズを枕の下に眠ったが、特に銀河に遊ぶ夢というのは見なかった。でも、星を撒き散らした銀河のように美しく、滑らかなレムリアンジェードハート。うふふ、これからもまったりとお付き合いさせてね!!!!!それに、ディープローズと妙によく合うわ!!!!!素敵!!!!!どうぞ末永くよろしくね〜♪♪♪
 さて、今日はスーパーに買い物に行き、そこのパン屋に入った。年とともにおさまってきてはいるが、私は大変な大食らい。3時のおやつパンを物色したのである。
 買うパンを決めてレジへ向かうと、そこではじいさまが何やらもたついていた。店員さんももたついている。「ちっ、早くしてよね〜!!!」と自分勝手な願いを抱きつつ、「私、そんなこと、全然思ってません」みたいな表情を無理につくって(注:それが成功したかどうかは不明。)待っていた。内心イライラしつつ、何事が起こっているのかを観察していると、どうやらじいさまお目当ての食パンが売り切れた、ということでトラブルになっているらしい。
 じいさまはアメジストのような紫色の上下(!)を着ていたが、「パンがないとはどういうこったいな?????」と店員相手にすごんでおり、女性店員2名は困って目を合わせないようにしていた。私はもちろん他人の振り(振りなんかしなくても赤の他人だが)、見ざる言わざる聞かざるの「三猿」と化し、「ここはひとつ無機物で行きましょう!!!」と、岩のように突っ立っていた。
 私は思った。「おじいさま、怒ったってすごんだって文句を言ったって、ないものはないのよ、売り切れは売り切れ。めぐりあわせです。あきらめなさい。」と。
 そしてさらに思った。「しかし私は、パンの売り切れはあきらめるが、石を買いそびれたときはどうだろう。潔くあきらめるであろうか。」と。
 パンには代替物があるが、石は世界に1つ。気に入ったものはどうしても手に入れたい!!!!!という煩悩うずまく石女・ロズ子である。いままでどれだけの石に振られては、悶々と執着し、「代わりのパン」を探しまくってきたことか。
 自分でない他人であるからこそ、じいさまには(心の中で)説教ができる。しかーし、自分はどうだ、私!!!!!ある意味、パンに執着するよりもずっとやっかいで迷惑な執着なのではないか?????
 アメジストじいさまは、目をふせた店員さんから違う食パンを紹介されて、「それをもらっとくがな。」と購入し、帰っていった。
 私にもこんなことあるな。なんだかよく言えないが、アメジストじいさまに何かを教わったような、今日の午後であった。