イカをさばくの日

 私は料理が嫌いだ。「できればやりたくない雑用」と考えている。(食べるのは好きだ。)他の方がブログなどで、凝ったお料理、健康によさそうなおいしそうな献立などを披露されているのを見ると、うらやましさでいっぱいになってしまう。
 料理が好きで、「料理はストレス解消になる創造的な営みだ」とのたまう同僚がいたが、そういう気持ちで料理に取り組むことができれば、毎日楽しいだろうによ!!!!!と(卑屈に)思ったものである。いつもだらだらと、いやいやながらまな板に向かう、ダメダメな私だ。やる気がないので、料理にもやたら時間がかかるよ〜(かかりすぎてすごーく疲れるよ〜。ああ、悪循環。)。
 そんなわたしがこの日、イカをさばいた。生まれてからたぶん2回目だ(爆)!!!!!遠洋漁業帰りのイカは、なぜかやたらと生きがよく、「今死んだばっかり」という感じがありあり(爆)!!!!!私をにらむ2つの目は銀色にぴかーりと光る!!!!!うわーん、こわいよう!!!!! 
 イカの足をを胴体から(厭々)引き抜く私に、家人からの激励の言葉だ!!!!!「(やや軽蔑のこもった視線とともに)おまえ、よくそんなことやるの〜。」だと!!!!! 
 何を言っているんだ!!!!!食べるときは誰よりもたくさん食べるんだろうがっ!!!!!!!(怒)
 しかし、イカを横目に(あまり正視したくなかった)ちょっと思った。このイカは、まさしく(どこかの)海の波動を発散している。アクアマリンとかオーシャンジャスパーとか、海の波動を感じさせてくれる石はいくつかあるが、このイカはダイレクトだ!!!!!イカにも(おほほほほほ。)「海」って感じがする。
 暗い海を群れを成して泳ぐ、ぴーかぴかのイカ。さばきつつ神秘的な海の波動を感じて、ナチュラルハイになった私である。アトランティスも、この海の底だ!!!!!
 さばかれたイカは切り身→煮付け のルートをたどり、もうこうなるとただの食べ物にしか見えないから不思議。新鮮でおいしかったので大量に食べる私と家人(おいおい)。
 肉や魚。いつもスーパーで切り身を買って、なにも考えずに食べているが、牛とか豚とかが解体されている様子を考えれば、肉を食べるのも「無自覚」にすべきではないだろう。でもいつもたぶん意識的に無自覚なんだよな〜。「♪わかっちゃいーるけーどやーめらーれない♪♪♪」というやつ。
 浄化の過程で、身体がだんだん「動物性たんぱく質」を欲しなくなる、という話はよく聞く。ベジタリアンについては、「植物だって生きているんだから、『食べてもいい』ってことにはならないんじゃないか???」と常々思っている私だが、人はものを食べなければ生きていけない。
 果物だけを食べていては体調が悪くなるだろうし(果糖まみれの私。想像できるな〜。)、プラーナだけを取り入れて生きる、なんてことをやってみようという気には、まだ全然(たぶん一生)なれないし。
 そしてこんなことを書きつつも、焼肉屋さんで特上カルビとか塩タンとかの匂いをかげば、大量に食べてしまうこと間違いなし!!!!!の私であった。だって、おいしんだもん!!!!! …おいしいと感じること自体が、問題なのかもしれないが。
 しかし今回、イカと比較して、やっぱり石は「土」のものなんだ、と感じた私であった。アクアマリンもオーシャンジャスパーも、ギラギラのイカに比べれば、ずーっと「大地」「大陸」「岩石」「ほこり」「太陽」な、乾いた感じだぞ!!!!!(爆)