レインボーマン

 今日はお客にエネルギーを奪われ続け(お客さまは、私のエネルギーを吸い取るためにわざわざいらしているのではなかろうか。ああ、疲れる。)、とてつもなく疲弊した私。仕事を終えて家に帰り、皿を洗いながら、ぼんやりと「…トライゴーニック…」と考えた。葉子さんが巨大トライゴーニックをお迎えされたために違いない(連想ゲーム)。
 私は近頃、「紫」の石とか、透明な水晶に惹かれている。パプ子とかクリ子に改名しなければならないのではあるまいか(爆)。このごろ懇意にしているトライゴーニックも、濡れたような輝きの透明石だ。
 だが、こーんなに疲れている日は、やっぱり色石が恋しい。(透明では寂しい。なんでだ?????)ディープローズを握って寝たら、さぞや疲れがとれるであろう(勘)。クリアな石がメイン(すべての色のスペクトルを含むから)だとしても、クリアな石ばかりじゃ寂しい。その時々の状況に対応する、色々な石が必要ね!
 …などと考えていたら、突如私の頭の中に、懐かしくもいさましいメロディーが鳴りはじめた!!!!!
 ♪♪♪インドの山奥でっ♪♪♪しゅうぎょおおして〜♪♪♪だぁいば〜♪だったのぉ〜♪たましい宿し〜♪♪♪
 そこのお若い方、知らないでしょう???!!!これはなつかしくもすっごいインパクトのあった変身もの、「レインボーマン」のテーマなのである。
 レインボーマン…「愛」をテーマにした変身特撮番組。敵は国籍不明の「死ね死ね団」だ(!!!)「インドの山奥で修行」だよ!!!!!「弥勒菩薩のパワー」だよ!!!!!こんな番組のテーマ(普遍の「愛」)を、当時の代表視聴者たる子供たちは理解していたのであろうか???!!!してるわけないって!!!!!
 かく言う私も、番組の内容は全く覚えていない。当然、製作者(どんな人や?????)の意図も、ぜーんぜん理解していなかったであろう(断言)。覚えているのは番組全体の「気迫」「気合い」のみである(怖かった)。…ただ、ただである。レインボーマンのコンセプトって、私の「石世界」と共通してやしないか???!!!
 白いコスチューム主体で、あとは状況によって黄色だの水色だの茶色だののコスチュームにお召し換えして窮地を脱するレインボーマンは、白い水晶主体に、状況によってシトリンだのローズクオーツだのルビーだのアクアマリンだのを手にする私と、似、似ている…!!!!!
 石とのお付き合いは、「白主体、あとは状況に応じて」のレインボーマン方式でいいのかもしれない。どうせ私は気が多いし。
 などと考えつつ、「レインボーマン」に憑依されたかのように頭の中でメロディーを奏で続ける、不肖ロズ子・疲労困憊な週末の夜なのであった。
 ♪♪♪そっらにっ♪♪かけったるっ♪♪♪にーじーのーゆーめええええ♪♪♪今さーら♪あとーにーは♪♪ひーけえないぞー♪♪♪
 ♪♪♪だーからー♪♪ゆくーのだー♪♪♪レイーンボーォマーン♪♪♪(おバカ。)