カイラス水晶とお参り

 今日は10月10日。体育の日だ!!!!!イェーイ!!!!!!!(この掛け声、…古い。)
 誰にも負けない運動音痴の私にとって、「体育の日」は長らく、「休みということ以外は本当にどうでもいい日」であった。しかし、フィジカル面の大切さを認識し始めた昨今は、さすがの運痴・ロズ子も、「体育の日…私も少しは運動しなくちゃ。」という意識に傾きつつある。 
 しかし、団体競技と球技に対しては絶対の苦手意識を持っているこの私。体育の日だからって、運動会とかバレーボール大会とか婦人バスケットボール大会(そんなのあるか?)とかは絶対におことわり。考えただけで、心も体も硬直してしまう(弱)。
 ひとりで黙々とやる運動がいいわ。でも、ジョギングとかは嫌だし、日に焼けるのもやだし…。というわけで、根っからの「家虫」の私が本日選んだ運動は、神社の石段上がりであった。本当にバカである。(なんとなく。)
 どうせ神社へ行くのなら、何かを持って行くのがよい(その何かとは、もちろん石だ)。何か神社にふさわしい、神様の影響があるっぽい石はないものか。そう考えると同時に、頭にひらめいた石がある。そう、カイラス山の水晶である。
 聖地カイラスシヴァ神の山、ということであるから、ジャパニーズの「ナントカの尊」や「ナントカ媛」とはちょっと毛色(失礼。)が違うのかもしれないが、手持ちのカイラス水晶はほとんどが「神社にぴったりですね。」というような、白く神々しいたたずまい。これよ、これにしましょう!!!!!この石を持って、神社の石段を駆け上がり(また駆け下り)、私の「体育の日」のイベントとしましょーう!!!!!!!!!(おバカ)。
 さて、神社に着いてみると、私のようなことを考える人というのは存外多いらしく、「石段友の会」の方が複数いらっしゃる。しかも、みんなおじいさんだ!!!!!!!不肖・ロズ子○○才、決して若いとは言えないが、老年にはまだ遠い。しかし、しかしである。いつもは子供っぽいのに、こんなところの嗜好だけ、70才以上であったとは…(しみじみ)。
 ま、とにかく、人生の大先輩方に混じって、私も石段のぼりだ!!!!!無心に上っていかれるおじいさま方とは大違い、石段を3分の1ほどあがったところでもうふくらはぎが音を上げる、弱小・ロズ子○○才である。ポケットにはカイラス水晶。頬には吹き付ける秋の強風。神様が何かおっしゃっているのでしょうか?????「いいかげんにせい。」とか??????
 やっとこさ社殿にたどりつき、二礼二拍手一拝ののち、やおらカイラス山水晶を取り出す私。社殿に向かってカイラス水晶を高々とかざすアクションは、我ながら怪しさ200%だ!!!!!でも、どうしてもやりたかったんだもん!!!!!!ほどよくうっそうとした社殿に光がさして、風がザワザワと吹いて、いい感じだったんだもん!!!!!!!!!
 …というわけで、本日の私の奇行につきましては、経験豊富なおじいさま方、どうぞ見逃してやってくださいませ。(懇願。)