泣いちゃえ、ジョニー!!!

 今日はNHK BS1で「フィギュアスケート・グランプリシリーズ カナダ大会」を見た。
 私はフィギュアスケートが好きだ。スゴイ滑りをした選手を見ると、感動のあまり思わず涙目になったりして、我ながらどうしてこんなに共鳴するのかよくわからない。選手のあのヤル気、あのパフォーマンスを見ていると、本当に感動するねえ。
 で、今日のカナダ大会だが、織田信成君ががんばっていた。若い選手は「追われる」という立場じゃないから、底抜けに明るい感じでいい。それにしても、やたら波乱の大会だったようで、男子シングルのジェフリー・バトルはなんと衣装のズボンをエッジで破り、怪我をしていたし(こんなアクシデントは初めて見た!)、私が結構好きなジョニー・ウィアー様は、足首をひねったか何かで、後半はジャンプを飛ばないなど、散々な感じの出来であった(こういう選手は時々いる)。
 対照的だったのは滑り終わったあとの二人の様子。ジェフリー・バトルは悔しさを噛み締めるような表情を時折見せつつも、基本的には(たぶん営業用の)明るい笑顔。ううん、強いねえ、精神的に。それはそれで大変立派だと思う。
 対するジョニー様は、キッス・アンド・クライに座るや否や、号泣。そりゃそうだよね、トリノオリンピック前の大事な試合で、積み重ねた練習を無にする怪我と成績だ。バトルは結局2位だったが、ウィアー様はショートプログラムの2位から7位へ大転落。そりゃあ号泣するわな。
 しかし、これを世間が見たらどう思うか。おそらく、笑っているジェフリーは立派で、泣いてるジョニーはダメダメ、男らしくない、脆弱だという評価になるのではないだろうか(予測)。
 私自身も世間からジョニーのような評価をされることがよくあるから、声を大にして言いたい。泣いちゃえ、ジョニー!!!!!!悲しいとき悔しいとき、泣いて何がわるいのさ。涙は人類のカタルシスだ!!!!!我慢すると身体に悪いぞ!!!!!それについてどうこういう世間にこそ、私は「お前のほうがずっと悪い!!!!!」という評価を下す!!!!!(爆)
 泣いてるジョニー・ウィアーを見て、私は「トルマリン入りクオーツ」を思い出した。インディゴライト入りのあの水晶は、「自分の中に針を内包している」「痛み」の水晶だという葉子さんのお話も伺ったことがあるし、何よりも氷の上のジョニー様のようなあの色合いは、ジョニー様にぴったり(うっとり)。
 ところで、女子シングルの浅田真央選手を見ると、(ここは日本ですが)天使を想起する私。石で言うとピンクトルマリンかトパーズ、エンジェライトか天青石という感じだ。残念ながら年齢制限があるためトリノ・オリンピックには出られない。
 出してやれよ、12歳以上は!!!!!時々思い出したようにわけのわかんない規制作るのはやめてさ!!!!!と、オリンピック委員会(で、いいのかな?)に向かっても声を大にして叫びたい私であった。(爆)