太古で石探し

 今日も今日とて「Y染色体」に時々支配されて過ごした。この問題については、いくら考えても今ひとつすっきりしない。論理的に考えれば、この「保守」が超ばかばかしいことは明白。
 それなのにああそれなのに、神社本庁はもちろんのこと、朝日新聞の「天声人語」までもが「女系」に難色および慎重論を示している。神社本庁はともかくとして、どういうことだ、朝日新聞。おまえは「革新」ではなかったのか(なかったんでしょうねえ。今日のコラムを読む限り。)。
 私が情けないと思うのは、天声人語氏が「世論も確かめながらすすめてほしい」などと締めくくっているところである。象徴天皇制は、国民のためにあるのであろうか(私は自分の支払った【しかも、特に支払いたくもない[爆]】税金が、皇室の品位の維持のために使われている部分もあるということに、ほとんど無関心であった)。そして、「世論」という、異質を排斥する(であろう)「世間の常識」に判断をゆだねるってか。それでいいのかよ。この件に関する限り、それでは物事は前進しない。
 世間の常識とは、私に言わせれば保守的なものだ。この前の選挙で自民党が圧勝して以来、私の頭の中には時々「衆愚政治」というコトバがよぎる。純ちゃんは「国民ってバカだとは思っていたけど、想像以上にバカだったなあ」という驚愕に震えていたのではあるまいか、圧勝したときに。現内閣を支持するという人がその理由として「他にかわりになる政党が思いあたらない」を挙げるとき、私は深ーくうなずくのである。そうだろそうだろ、その理由だろ、と。
 世間の常識なんて、「石好き」で「個性的(=変わり者)」で「周囲とはなじめず、壁を作る傾向のある」私には、「きいいい、邪魔!!!!!」てなものである。だって、世間の常識には、論理的根拠のない、「今までそうだったから」「みんながそうしているから」というものが多い。コレは私にとっては超危険かつ超邪魔よ。だって、異端者は石もて追われるんだもんね(みんなあ、いい石投げてね。)。良くて村八分さ(これはよく経験している。)。
 「男系」なんて、「長男が家を継ぐ」なんて、私にとってみれば「理由なき常識」の筆頭だ。「なんで男じゃなくちゃいけないわけ??????」「なんでY染色体なわけ??????」と、「なんで???????」「なんで??????」と、「なんで」が100個ぐらいつづく。現代は、狩猟と採集の時代じゃないんだよ!!!!!筋力と瞬発力で仕事を分けなくてもいいんだよ!!!!!なんで男が戸主でなくちゃならないのか!!!!!人口の50%は女だぞ!!!!!!!どーしてなんだあああああああっ!!!!!!!!!
 …神社本庁は「伝統の重み」とか言っていたが、その伝統に間違いはないのかと改めて問いたい。『神皇正統記』をわざわざ書かなくちゃならなかったのは、「正統」でなかったからではないのか。第一、始まりはアマテラス大御神。あの人は女性でしょう。それとも、スサノオの命が始まりか???????『古事記』を読まないと、わっかんなーい!!!!!(勉強しましょう。)
 この不肖・ロズ子○○才だって、系統もなくそのへんからぽっとわいて出たわけではありません。自分のルーツをずっとたどれば、神代の昔、いやさネアンデルタールのあたりとかそのまえから、「ロズ子の源流遺伝子」「X染色体」は存在していて、生殖により運ばれて今に至っているに違いない。
 まがりなりにも2600年系統をたどることができれば、それが一番エライのであろうか。私の遺伝子だって、天皇並には古いぞ(たぶん)!!!!!!と、力説したい。
 ところで、私の遺伝子は、いつから石好きだったのだろう。ネアンデルタール人として地球のあちこちで(あちこちは無理か)石を探せば、かなり素晴らしいものを手に入れることができたに違いない!!!!!!。あああ、探したーい!!!!!!!!!と、かの時代を夢見る、やっぱり「石おバカ」の不肖ロズ子・○○才であった。(爆)