賢者の石

 今日は休日だ!!!!!残念ながらウィークデーにできなかった仕事を2つ3つ持ち帰ってしまったが、今日はやっとの思いでそのうちの1つを片付けることができた(つまりあと2つは残っているってことね)。
 午前中にそれをして、午後は家人とともに映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を見に行った。私は「ハリー・ポッター」シリーズはまともに読んだことがないし、映画もきちんと見たことがない。映画館に座って、初めから最後までしっかりと見たのは今回が初めてだ。
 いや〜、今までバカにしていて申し訳なかった。大変おもしろうございました(爆)。映像が素晴らしい!!!!!よくあんなの撮れるね!!!!!(感嘆。)そして、どの役なのかよくわからなかったが、かつて「レオン」でものすごい怪演をしていたゲイリー・オールドマンも出ていたようだ(最後のクレジットで初めて気がついた)。きっとあやしい役だったんでしょうねえ、どの人かわからなかったけれども。あの人のいっちゃっている演技は、やはり1つのタレントでしょう(断言)。
 この「炎のゴブレット」を見ながら、映画第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」に出てきた、「賢者の石」を思い出した。「燃えるような赤い水晶」あるいは「磨いたレッドオブシディアン」といった感じのあの石を、「あああああ、欲しい〜!!!!!」と思ったものである。「情熱の赤」だね(「血のような赤」でもあった)!!!!!とっても好みの石だわ〜♪♪♪
 映画では、ダンブルドア校長が「あの石は砕いてしもうた」とかなんとかもったいないことを言っていたように記憶しているが、「賢者の石は、この石を決して使おうと思わない者のところへいく」というような表現は印象的であった。人に使われることを望んでいる石もあるだろうが、世界の石たちのなかには、「石を決して使おうと思わない人」を持ち主にしようと決めている石もあるのかもしれない。
 かように何を見ても常にいつも石のことを考えている私だが、近頃は実際に石を握る時間が減っている。たぶん多忙のせいだと思うのだが、思う存分石に触れないのは、とってもフラストレーションだぞ!!!!!(爆)。…もっとも、石のほうは、私に触られてべたべたになることにこそフラストレーションを感じているのかもしれないが。
 寒い12月。忘年会でもモテない私は、この2、3日はまたぞろディープローズクオーツが恋しい。あの石に北風の吹くココロのスキマを埋めてもらい、寒いハートをあっためてもらうんだい!!!!!!などと性懲りもなく思いつつ、今日もこれから石置き場へと走るのである。