涙の石

 「涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味はわからない」(by ヴィクトル・ユゴー…だったかなあ?????いいや、違った、by ゲーテでしたわ、おーっほっほっほっほっほっほっほっほっほ間違えるな!!!!!】)
 上記名言が事実だとすれば、しょっちゅう涙とともに食事をしているこの私、不肖・ロズ子○○才には、人生の味がかなりわかっているはずだ(断言)。ただ、「涙のお題」が毎回しょうもない、というところがちょこっと問題かもしれないが。 
 実は今日も私は、涙とともに昼食と夕食をいただいた。そして実際のところ、今現在まだ泣きたい。今すぐからでも、いくらでも泣ける。その原因は何か。
 今日、私は、お客様から暴言を頂いたのである(涙)。
 この件に関しては、お客様からは早々に謝っていただいたし、暴言を吐いたのは一時の感情からであり、根っから悪気があってのことではないということもわかっている(たぶん。人の心は計りがたいものだから、推測に過ぎないが)。
 それに私は、このお客様を割合に好きだ。だが、それでも、なぜかよくはわからないが、未だに延延と涙が出るのである。確かなのはただ1つ、とにかく私は悲しいということだ。
 泣くことは私にとって、悪感情やわだかまりカタルシスである。充分に泣いてしまえば、翌日には「昨日何でそんなに泣いていたのか」さえもわからなくなるほどだ。(すっごいハレ目になって、自慢の美貌【爆】がもっとすごい美貌になるばかりか、「あー、昨日泣いたな〜!!!!!」というのが100人中100人にわかってしまうという、恥ずかしくもやっかいなことにはなるのだが。)
 繰り返すが、とにかく私は悲しい!!!!!悲しいぞ、悲しいぞ、悲しいぞぉ〜っっっ!!!!!!!!!わお〜ん!!!!!!!(爆)
 …かなり気が済んだところで、今日のお題である。私は先ほどまでコタツにどっぷりとはまり、脚をタロットカードの「吊られた男」形に組みつつ(気がついてみたらそうなっていた!!!)次のように考えていた。「涙みたいな石って、何かな〜?????」と。我ながら私って、いつ何時も石のことを考えてしまう女である。
 涙っぽい感じの石として、「水晶」とか「アクアマリン」も思い浮かんだが、今回「コレよ!!!!!コレだわ、涙の石は!!!!!」と感じたのは、ズバリ、天青石であった。
 天青石。天国のブルーのような、美しくもちょっと物悲しい感じの石だ。言ってみれば、「宇宙の涙」みたい(私見です)。静謐な青が大変美しいが、硬度が低いので、私はほとんど触らない。壊れたらやだもんね!!!!!(吝嗇。)その意味で、私とはあまりご縁のない石であった。
 でも、しょうもない理由によるとは言え、涙三昧している今日は、私は天青石が恋しい。あの天上のブルーが、私の涙とあいまって、私自身を浄化してはくれないものだろうか?????
 浄化してくれるといいなあ!!!!!(願望)。