元気石

 今日も1日トリノ・オリンピックのフィギュアスケート観戦三昧であった(もちろんTV上)。
 ピンクの美しいローズクオーツとともに、全力での氷上の舞を見るのは大変ゼイタクな時間だ。そして、今日私の目を惹いたのは、トルコ石のような色の衣装で滑っていた、アメリカ代表のエミリー・ヒューズである。いんちきまんちきの続出したソルトレイクシティ・オリンピックの女子フィギュアシングルの覇者、サラ・ヒューズの妹だ。
 ミッシェル・クワンの代理で急遽出場した選手で、全体的にはゴムまりのような印象(失礼。)、そして、ちょっと「かわいいコブタ」系が入っていますね、というたたずまい(失礼。)。
 ところがこの選手は非常に思い切りがよく、緊張している様子がない。自分の演技を一生懸命やるだけ、という感じがありありで、ジャンプが成功しても失敗しても、とにかく観客へ向けてプレゼン笑顔でアピールだ!!!!!そこがすごいぞ、エミリー・ヒューズ!!!!!
 実況の刈谷アナウンサーが、「見ていると元気になる」と評していたが、まさにそれ。「失敗しても大丈夫よ」「自分が一生懸命やるだけよ」という、あまりにもはっきりとした前向きアピールは、非常にインパクトがあった。順位もまあまあだったし。クワンには申し訳ないが、成績はたぶん、クワンが出た場合よりも良かったであろう(すみません)。
 私も「元気をくれる石」というのは常に探しており、だいたいカーネリアンなどがそれに該当するのではないかと思っているのだが、ただやる気を起こさせてくれるだけではなくて、「前向きで幸せな元気をくれる」、エミリー・ヒューズみたいな石もいいな!!!!!(爆)