愛のイケイケ石

 mixiのコミュニティ、「Crystal・Laboratory」さんで、「個人的に慕わしい石」というトピックスが立っている。私の「何度も来る石」の筆頭は文句なしにローズクオーツだが(これはもう何も見ないうちから「色の濃いローズ」「色の濃いローズ」と探し求めているので)、このことについて考えているうちに、「そういえば、『いっぺんも来ない石』というのもあるな…。」と思い当たった私である。
 私が購入する石の種類は(そんな気はないのだが)結果としてけっこう偏っている。気に入ると、同じ種類の石を何個も購入する(もちろん、それぞれの石の個性があるので、同じ種類といってもみなそれぞれ特徴がある)。触手が動かない石には、長いこと触手が動かない。もちろん「気がかわって購入」という場合も、往々にしてあるのだが。
 そこで、「人気があるのに私が手をださない石」について考えてみた。1にアデュラリアン・ムーンストーン。スピリチュアルな意味で相当パワフルらしいが、触手が動かない。だいたい、ムーンストーンに触手が動かない私である。理由はたぶん、「やわらかいから」。
 第2に、コロラド産ロードクロサイト。大変に美しく、至高のラブの石であるらしいのだが、これにも手を出さない理由は、おそらくやはり「やわらかいから」と「小さいから(爆)」であろう。つくづく、やわらかくてちっちゃいのがイヤな、強欲な私である。
 それ以外に、鈍感なタイプの私は「微細な波動の石」「繊細なバイブレーションの石」にもあまり触手が動かない。(どのみち波動はわからないのだが)鈍感だから、羽でなでられるのではダメ、かなづちで殴ってほしいの!!!!!(爆)というわけだ(おバカ)。
 だが、それではなぜローズクオーツが好きなのか。ローズといえば「柔らかい波動の石」の代表選手ではないか?????
 と、風呂の中で「紅寒天ローズクオーツ」と名づけられて売られていたローズを眺めつつ考えた。紅寒天。まさにぴったり。ぷるぷるの寒天のようなその石のたたずまいは、透明感があまりないこともあり、もろ「肉体の石ですね。」という感じ。
 そして、「べにかんてんローズクオーツ」「べにかんてんローズクオーツ」と何回か言っているうちに、いつしか「べんざいてんローズクオーツ」になってしまっているという(爆)。そうね、確かに弁天様のようでもあるわ…(妄想)。
 ここで気付いたが、私にとってローズは、「微細な波動の」「やさしい」「リラックスの」石などではないということである。私が濃いローズクオーツを求めているのは、その濃い色に、背中をバーンと押してくれるような力強さ、陽性の雰囲気を感じ取っているためなのだ!!!!!
 「あんた、何でくよくよしてんのよ!!!!!」(バーン!!!!!)「もっとバリバリいきなさいよ!!!!!」(バーン!!!!!)「ほーら、飛び込めーっ!!!!!!」(バーン!!!!!)
 …たのもしいおばちゃんのような石を求めているから、濃いローズに走るのだな。などと、ぼんやりと湯の中で考えた、昨日の夜であった(爆)。