桜とピンク・メタモ

 今日はいろいろと忙しい1日であった。
 春先は(というか1年中)いつもこんなものだが、これは私が特別忙しいせいというわけではなく、処理スピードがあまりにものろく、要領を得ないという私の特性によるものらしい(涙)。あああああ、なんでこんなにもゆっくリズムなのだ、私よ!!!!!…まあ、個性だから、仕方ないか…(諦めるな!!!!!)。
 そんな今日の夕刻は、ちらほらと咲きはじめた桜の枝を眺めながら歩いた。
 桜の花には、確かに不思議なオーラが漂っていると思う(注:私見)。咲いてしまった花を、至近距離で見てもおもしろくもなんともないのだが(失礼。)、つぼみが木全体から一気にピンク色を吸い上げているように見えるとき、また青空にぼうっとピンクの花の塊が霞むとき、それはそれは「凄い」感じがして、何とも言えない。からだの中からざわざわと、何かがひっくり返される感じだ。言い換えれば、何とも言えない緊張感と高揚感。
 桜ヴォルテックスは、花びらとともに私の何かを渦巻状に巻き上げて、空の彼方へと飛ばすのかもしれないが、見ても見ても満足できないというのも桜の特徴である(注:自分内評価)。あああああ、どう見れば満足の行く花見ができるのか?????(それとも、永遠に満足できないのか?????)
 そんな今日、桜の花を見ながら想起した石は、ピンク・メタモルフォーゼスであった。
 ピンクの石は様々あれど、そして桜の花びらのような色合いの石も数々あれど、「桜」のイメージにぴったりなのは、ピンク・メタモである(断言)。
 なぜなら、見ている以上の何かが、その存在の影にありそうな気がするから。そんな盛り上がる神秘を感じさせる石は、なんと言ってもピンク・メタモ!!!!!(さらに断言。)
 ああ、桜よ、ピンク・メタモよ!!!!!私をどこかへ連れてって!!!!!(帰れるという保証つきでね【ヘタレ】。)