リング考

 昨日、「ハウルの動く城」について書いたら、「おとなり日記」がたくさんあったので、いろいろ見てみた。どうやらこの映画は「宮崎監督らしい」作品でもあるようだし、「わかりにくい」作品でもあるようだ。
 題材が「呪い」とか「魔法」なので、いかなることがあっても「そんなものでしょう」と思った(注:単純)私だが、意味をいろいろ考え始めると「難解」ということになるのだろうな(しみじみ)。そういえば、ハウルの部屋にあった「荒地の魔女よけ」のいろいろなグッズ、あれもいろいろと意味があるらしいのだが、私にはちんぷんかんぷんであった。いったい、いかなる由緒由来があるのであろうか(興味)。
 最後に「王子様ドット・コム」という、美少年・美青年について論じるサイトを見たら、今回はハウルさまが取り上げられていた!!!!!!!!!そうでしょう、やっぱり美青年でしょう♪♪♪スタイルだって、首も長いし、まるで妖精みたいだぜ♪♪♪(妄想。)
 そういえば、ハウルがソフィーに与えたお守りの指輪、あれはルビーであるのだろうか。
 ルビーは勇気と情熱と成功の象徴である。赤いし、「魔」を祓うのにはうってつけの宝石なのかもしれない。
 私も一時ルビーに凝ったことがあった(注:もちろん、ロック・ルビーや、インド産のアズキ色スター・ルビー)が、今はちょっと重たいその重量に、やや耐えられない感じで、少し疎遠になっている。ガーネットもしかり。これらの石はやはり、グラウンディングさせてくれるものであるのだろうか(想像)。
 ソフィーの指輪は、レーザーのようなまっすぐな光線を放っていたが、「指輪からすごい光が出る」というのはよくあるパターンで、私が思いつくだけでも「好き!すき!!魔女先生」やら「銀河鉄道999」のメーテルリング(TVだけでしょうかね?????)やらがある。
 もともとは、契約の意味(それも隷属)を含んでいたという「指輪」。(←注:うろ覚え。)そして、「円」は永遠の循環の象徴。そこにくっつくパワーストーン
 それらから発展し、指輪には、いろいろと魔術的その他の意味が、集合的に付与されたのであろうか?????????(さあねえ。)
 『指輪の文化史』とかいう本を、以前書店で見たことがあるが、うーーーーーん、あれをしっかり読めば、私にも「指輪の何たるか」がよくわかったのかも(読めなかったでしょうが)。