たぶん夫婦石

 昨日は、「左遷落ち込みをなぐさめるための石との対峙ご飯」から、手持ちのミナスジェライス産ローズクオーツとノースカロライナ産アゼツライト(いずれも原石。)の外見がよく似ているということに気づき、それにすっかり夢中になって左遷の痛みをちょっと忘れた、不肖・ロズ子○○才(←物忘れが激しい。)。早速石置き場に走り、ノース産アゼツ原石を持ってきて、ローズ原石と比べた。
 するとこの2石、やはり、そっくりだったのである!!!!!!!(驚。)
 どう似ていたか。列挙すれば、①表面は平らな断面 ②表面の対角線上に筋が走り、その上部が透明、下部が不透明 ③裏面は自然のままのでこぼこ ④形は台形のようなかまぼこ型 てなところである。
 大きさは、ローズよりアゼツのほうが心持ち大きい。そう、この2石を並べると、色は紅白でおめでたいし、表面の対角線状の筋は左右対称になるし、何だかこう、「恋人か夫婦」みたいな感じになるのである(自爆)。
 産地は、白いほうが北アメリカで、ピンクのほうが南アメリカだ(←わかりやすい)。よくもまあ、こんなにも形がそっくりの石が、時を別々にして、私のところに集合したものである(しみじみ)。
 昨夜はこの2石を握って眠ったが、朝になったらアゼツは枕の下に、ローズは左手の中にあった。ううう、やっぱり私、ローズの癒しを必要としているのね(←左遷され女。)。
 電灯に透かして眺めると、どうもアゼツよりローズのほうが美しくきらきらしている(爆)。それは透明度が高いせいだとあとで判明したが、なんと言うか、このアゼツライト(商標登録)はほんとはただの石英(失礼。)じゃないのかね。それとも、このローズの方が実は「ピンクのアゼツライト」なのかね。などと思う程度には、2つの石はそっくりなのであった。
 この石たちは今は、仲良く私の枕の下にいる。「ソウルメイトを探す」というのはよく聞く話だが、まさか、「石同士のソウルメイト(←注:my妄想。)」に「出会いの宿」を提供する、取り持ち婆のようなお役目をさせてもらえようとは。全然考えたみたこともなかったわ(しみじみ)。
 いや、でも、石が喜ぶことをできるなんて、それは嬉しいぞ!!!!!(力説。)
 このアゼツは今まで、他のアゼツと一緒に置いていたのだが、今日からは離せまい、このローズのそばを(推測)。
 ああ。石を集めてると(あつめているわけではないが)、変わったことがあるなあ(しみじみ)。