彼岸のエネルギー

 今日は彼岸の入り。不肖・ロズ子○○才は、いつものようにいつものごとく、朝はたいへんな朝寝坊をして、たっぷりと睡眠を補給した(自爆)。
 ネットのニュースに出ていたが、土日に平日以上の睡眠をとる人は、不眠やうつになりやすいのだそうである(←該当者:自分。)。土日には概ね寝てばっかりの「家虫」の私は、そういう過ごし方をすると確かに「うつ」っぽくなることを実感している(さらに自爆)。夕刻には物悲しくやりきれない気分になるが、スーパーに買い物に行くと、その気分は回復するのである。(三度自爆。)
 さて、そんな今日は、すっきりとした青空が広がり、さわやかな陽光が降り注ぐ、まことに素晴らしい日であった。
 怠惰極まりない私の心臓もドキドキし、どこからくるのかわからないが(いや、たぶん天気と太陽から来る。)湧き上がる高揚感。体の中から突き上げるようなエナジーを感じ、「ああ、これが春分エナジーかも。」と思ったものである。(←もちろん、妄想かも。)
 春分には、素晴らしいエネルギーが降り注ぐ、というようなことが、サイト「光の息吹」に書いてある。(←よく読んでいないので、間違っているかも。興味ある方は、自分で読んでみて下さい。)だいたい、春分のあたりにはエネルギーシフトがあるらしく、以前読んだパワーストーン本にも、「石の使い始めの日」として、春分秋分夏至冬至が挙がっていたっけ。
 今日は、あまりにも気持ちよく、特別な輝き(であるような気がした)の太陽の下で、ラベンダーローズクオーツとディープローズクオーツを眺めた。普段は、「色石を太陽光に当てるなんて、とんでもねえ(色が褪せる。)。」というドケチ根性を発揮して、まず太陽などには当てない私であるが、今日はこれらの石を、太陽にかざしたほうがいいと思ったのである。(勘。)
 ラベンダーローズは、太陽光の下ではピンクが強く見え、ちょっと日陰に入ると紫色に見える。スターは鋭く輝き、その色の変化とあいまって、私をくらくらさせる。太陽のもとでは、紫のときよりもずっと「熱い」石に見える。
 ディープローズクオーツも、(タンブルなので)いびつな蜘蛛の巣のようなスターが輝き、夕日のもとでは石全体が黄みがかって見えた。これも大変に生き生きと美しかった。
 石を時々太陽に当ててエネルギーチャージしたほうがいい、というのはよく聞く話だし、朝の光のほうがいい、というのも石界の常識(たぶん)。春分の太陽は、特に特別のような気がする。
 「彼岸の入りが晴れならば、彼岸中晴れる」という(←注:うろ覚え。)。私は、明日からの大気のエネルギーも、大変楽しみだ。
 彼岸。あちらの世界とこちらの世界がつながる期間。
 死んだ父は今頃どうしているだろう(カナダで6歳児をやっているはずだが)。などと思いつつ墓に参り、また、父がかつて会社から持ち帰った業務用ティッシュの箱をもらった。父はまだ、私の中ではありありと生きている。
 父がいたからこそ、どれだけ私は幸せだったろう。感謝の気持ちをこめて祈り、墓石と青空を見上げた。