混乱の果てに

 今日は彼岸明け(しみじみ)。彼岸中も変わったエナジーが降り注いでいたというのなら、彼岸明けにもやはりエネルギーシフトがあるのだろうと想像する、不肖・ロズ子○○才。
 そんな土曜日の本日、私は大変やる気がなかった(←いつもだろう。)。昨日自分が提出してしまった、激ヤバイ(かもしれない)文書についてくよくよと悔やみ、未来を憂い。要するに、全然「今日」を生きていなかったのである。
 で、いつもの土曜日のようにのたのたしており、何かしようと思っても、全然身体が動かない(怠惰。)。やっとの思いで(←注:大げさ。)車のタイヤ交換だけ行い(といっても、交換したのは私ではなく、車屋さんだが。)、あとはフィギュアスケート世界選手権を見ていた。
 安藤美姫が1位という、私にとっては予想外の展開だった。家人は、「おお、安藤も修行僧のような顔になっとるのう。」などとのたまい、安藤美姫トリノオリンピック後、苦難を乗り越え精進してきたことを(勘で)感じ取っていたようだ。
 浅田真央もものすごく精進していると思うのだが。私は、真央ちゃんが泣いているのを見て、今日ももらい泣き(自爆)。浅田真央は、不本意な成績や悔しさでは泣かない。どうにか納得のいく演技ができた、というときに初めて、感極まって泣くのである。あああ、すごいねえ(しみじみ)。
 そもそも、16歳だの19歳だので、世界の頂点を目指して競うというのは、いったいどういう気持ちがするものなのだろう(とても想像できねえ。)。まさに、「神に選ばれた」としか言いようがあるまい。
 そして韓国のキム・ヨナ。昨日の「ムーランルージュ」だかを見て、「この選手は天才だ!!!!!」と思った。
 普段はぼーっとした(失礼。)16歳に見えるが、演技が始まるや否や表情から動きから、その役に入り込んでしまうかのようだ。すごい表現力とテクニック、そして強靭な精神力。
 これでスタミナがつけば、超おそろしいぞ!!!!!!キム・ヨナ選手、どうぞ腰は大事にして、できるだけ長いこと滑ってね!!!!!!!!!(祈念。)
 で、「今日の浅田真央の衣装の色のようなローズクオーツが欲しい(←ほとんど赤。)。」と思った私である。
 そんな色のディープローズクオーツやーーーーーーーい!!!!!!!!!私の元に、来ーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!(大念力。)
 さて、今日の石話である。
 「アゼツライト」とは、販売者ロバート・シモンズ氏が、特定産地における、ある特徴を持った水晶につけた登録商標だと思っていたが、今日はネット上で、「そのような商標登録は存在しない」という記述を見つけ、現在混乱の極み(注:大げさ。)に陥っている私である。
 ことの真偽はわからないが、考えてみれば、マイナーな水晶販売の世界にわざわざ商標登録を持ち込むこともないような(注:my感想。)。複数の販売者がこの「アゼツライト」商標登録について発言しているのだが、なんと言うか、意外なところでメディア・リテラシーの勉強をさせてもらったような気分だ。
 私は、「情報」について自分で検証することもなく、簡単に鵜呑みにしてしまうことが多い。ひとさまが調べ上げて発表している情報を読んで、「ふんふん、そうなんだ〜。」と、すぐに納得してしまい、自分で調べたりすることがないのである。
 この「アゼツライトTM」について自分で調べるとなると、まず必要なのは英語力、そしてあくなき探究力。私は学生時分、「結局学校でする勉強なんて、社会に出たら何の役にも立たないんだし。」と本気で思っていたが、社会に出て何年も立った今考えるに、学校の勉強というのは、損しないように生きるためにはものすごく大切であるような。
 「いい学校に入っていい会社に勤めて、一生安定」などというエスカレーターな話ではない。自分であれこれ調べて結論を出して、自分の考えを持つためには、学校での勉強をしておかないと、どうも大変不利になるような気がするのである。
 情報を鵜呑みにしてしまう、などというのがそのいい例だ。新聞がそう言ってるから、ニュースがそう言ったから、インターネットで見たから、みんながそう言ってるから、そうなんだ。こんなにも自分の思考を、他者にまかせきって安心しているとは、私よ!!!!!(がっくり。)。これでは、為政者の思うがまま(ドツボ)。
 「格差社会」が問題になっているが、自分の頭で考えたり、考える材料を集めたりする力がなければ、まさに搾取する側の思うツボ。これではいけない!!!!!(自分のために!!!!!)と、アゼツライト商標登録混乱で、思ったのであった。
 アゼツライトそのものについて言えば、「情報に踊らされず、自分の直感を信じるしかない」としか言いようがないが、それだけというのもなんだかなあ。
 「名前」というのも、そのものの印象を左右する大きなファクターで、そのことは「ダンブリ石」と「ダンビュライト」を比べても明白。
 だから「アゼツライト」という名前もできる。それはそれでいいのよ、とても素晴らしい名前だから。うちの口紅アロエ(←これも流通ネーム。)にも、「サマンサ」ちゃんという名前をつけたしね。と、わけのわからないことを思う、彼岸明けの私なのであった(自爆)。