愛の砂漠石

 この3日間は激くたびれで、日記も書けずに布団に倒れこんでいた、不肖・ロズ子○○才。
 なぜかわが社は明日も仕事で、土曜日なのに休めない(がっくり)。ああ、休みたいぞ、私は!!!!!!(絶叫。)ゴールデン・ウィークに突入するのが、超・超・超楽しみだああああああ〜っ!!!!!!!!!!!(ものすごい大声。)
 さて、疲れ果てていたため、一昨日は新購入石(自爆)が届いていたにもかかわらず、未だにその包みを開けていない私である。その包みの中身、それは、(確か)昨年のツーソンか東京国際ミネラルフェアかで出回った、サハラ砂漠産のアメジストだ。
 「サハラ砂漠アメジストが採れるなんて。」という声を(当時は)よく聞いたような気がする(気のせいかも。)。私も、太陽光で退色するアメジストが、砂漠で太陽に焼かれている(いや、焼かれていないのかもしれないが)なんていう絵を想像すると、不思議に打たれるというものだ(打たれるな)。
 それにしても、砂漠のアメジスト。ロマンチックだなあ〜!!!!!(妄想。)
 偶然なのだが、今、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を読みかけている。子供の頃から何度か読もうとしては挫折した本だ。
 何で何度も読もうとしたかというと、祖父の家に出かけて退屈していたとき、祖父の家にあった唯一の「子供向け」の本(←実際は、かつて子供だった大人に向けて書かれたらしいが)が『星の王子さま』であったからである。そして、何で何度も読むのを挫折したのかというと、その寂しげな展開に耐えられなかったからだ(自爆)。
 (私見だけど)なにやら物寂しい雰囲気。何もない砂漠に、空虚な風が吹くかのような、ものすごーーーーーく物悲しい雰囲気。
 しかしこの度、大人になってもう一度トライするに、そのシチュエーションの(もの悲しくも)あまりなキラキラぶりに、興奮しまくったのである。
 サハラ砂漠に不時着した「ぼく」が「星の王子さま」に出会うなんて!!!!!!!宝石は「地上の星」だし、サハラならきっと満天の星だし、サハラのアメジストも今手元に来たし、サハラには黄色い隕石ガラスもたくさん落ちているし!!!!!まさに、星!星!星!きらきらだあああああああ〜っ!!!!!!!!!
 …と、自分内シンクロニシティに、ドキドキしたのである。
 ネットで検索してみると、サン=テグジュペリの人となりもあちこちで書かれている。彼は飛行気乗りだが操縦の腕に難ありで、リビア砂漠にも不時着したことがあるそうな。
 リビア砂漠にあるのはリビアン・グラス。あああ〜、やっぱり、きらきらだああああああああ〜っ!!!!!!!!!(悶絶。)
 全然根拠はないが、砂漠の石は「愛の石」であろう、と勝手に思っている、不肖・ロズ子○○才。
 ○○才になった今、果たして珠玉の愛の言葉に溢れる(←たぶん。)『星の王子さま』を読み通すことができるや否や。(さあ。)
 サハラのアメジストも、早速取り出してみようっと!!!!!!!!!(ドキドキ。)