帰ってきますた

 不肖・ロズ子○○才、ただ今「家人の実家」より帰還いたすますた(自爆)。
 現在、(おそらくストレスにより)体調は今ひとつである。頭痛く肩はこり、舌はそこはかとなく口内炎的症状。帰ってきて読んだ「朝日新聞」に、「おすぎとピーコ」のピーコのほうが「悩み相談」の回答者として、「家人の実家のネガティブ言動の義父に悩む人」に対して答えていたが、いわく「思い通りに生きてきた30代の女の人は、我慢するってことがないのよ。あなたのほうが思いやりがないんじゃないかしら。」と。
 それを読んで私は思った。「幾多の困難はあったであろうが、オカマとしてのアイデンティティを守り抜いているあんたに、『結婚』や『思いやり』についての保守的な語りはしてもらいたくない。」と。
 ま、何と言うか、そういうことである(自爆)。「こうあるべき」とか「そうあるべき」という考えを捨てたら、人間はもっと自由に生きられるんじゃないかな(提案)。それぞれの方には、おのおのの人生の責任を、自分で持ってもらうということで。(さらに提案。)
 もちろん私もそうするし。(←できるかな〜?????????【ヘタレ。】)
 さて、今回の「小旅行」に、私はスター・ルビーとゴールデン・ダンビュライトを伴った。
 派手に元気付けてくれる石がいい、ということで、この2種類をチョイスしたのだが、実際は、
 ①スター・ルビーは行きの車中で太陽にあて、しばらくスターを眺めていたが、そのあまりに重厚なエネルギーに耐えられなくなり、結局カバンにしまってそれっきり。(←本当にヘタレ。)
 ②ゴールデン・ダンビュライトに至っては、「ああ!!!!!握って眠りたい!!!!!」と渇望しつつも、どうしてか袋から取り出すことさえしなかった(←持っていった意味がないだろう!!!!!!!!!)
 てなことになったのであった(自爆)。
 なんと言うか、たぶんめぐり合わせである(←もちろん、無根拠。)。私は昨夜は寝る前に『星の王子さま』を読んでいたのだが、「王子さまの、麦畑のような黄金色の髪」について読んだところで、「ああ!!!!!!!!!今日はゴールデン・ダンビュライトを握って寝るべきだわ!!!!!!!!!」と激しく思ったのであった。
 もんのすごく渇望したにもかかわらず、なぜか握って眠らぬ私。
 私よ、いったい、何をしているのだ!!!!!!!!!(さあ。)
 それにしても『星の王子さま』、真面目に読んだのは今回が初めてだが、私にとっては衝撃のラスト(びっくり。)。もしかしてこの話は、アセンションの話?????????
 だって、「身体は重すぎて、持っていけない」なんて!!!!!!!!!飛行機乗りだったサン=テグジュペリの実感だったのかもしれないが、しかし。
 美しい砂漠が隠している井戸の水を飲んで浄化の仕上げをし(←注:私内解釈)、自ら肉体を離れて故郷の星へ帰るという(悲壮な)決意をする王子さま。
 私が子供の頃、どうしてもこの本を読み進めなかったのは、この本の雰囲気があまりにも寂しいせいだったのだが、ああ。
 私達はやっぱり、「宇宙に抱かれつつ一人」なのであろうか。(もの悲しいなあ【しみじみ】。)