放置ブレス

 今、自分が係りにあたっているイベントの参加募集をしている最中の、不肖・ロズ子○○才。
 これが常識はずれに参加者がなく、改めて自分の人望のなさをかみしめているところである(しみじみ)。まさか、こんなにも参加がないとは…(そんなふうになるかもとは思っていたが。)。
 まあ、「鏡の法則」じゃないが、私もそんなにこのイベントをやりたいわけではないので、それが反映しているのであろう。やめるべきかやめざるべきか。それが問題だ(悩ましいなあ。【しみじみ。】)
 そんな今日、私は「山」へ出かけた。先週は「海」へ逃走してイカの船を拾ったが、本日は山で栗拾い(←イガばっか。)である。
 山でなぜか「エミュー」などを見て、その脚の太さとくちばしの中の赤さと、低音ドラムを鳴らすような鳴き声に驚いた後、名水どころを見に行った(←物見高い。)。「ここは本当に現代日本ですか。」というような、自然いっぱい、風呂は薪で焚く、うっそうとした竹林あり、の地域である。
 当然薄暗いこの地域。人は複数いたものの(←名水を汲みに来ている人多数。)、竹林と豊かに流れる水と薄暗さと一陣の風、という取り合わせはやや寂しく恐ろしく、家人は「怖いからもう帰ろう。」と言ったものである(←見たことないにもかかわらず、幽霊等を激怖れる家人。)。
 いや、確かに、何か出そうな雰囲気はした。だいたいこの山は「霊峰」とされているが、幽霊話もひきもきらないのである(ぶるぶる)。私も、この山で宿泊したあとで、首が回らなくなったことがある。1ミリ動かしても激痛が走るという症状が数日続き、いや、あの時はまいったねえ(回想)。
 怖いながらも興味深く竹林を見つめていると(←知りたがり。)、家人が「何か落ちてる。」と言う。みればそれはななななーーーーーーんと、タイガーズアイのブレスなのであった!!!!!!!!!(大大大恐怖。)
 落ちてるものは何でも拾う、不肖・ロズ子○○才(←強欲。)。しかし、今日のブレスはまずいと思った(←勘)。
 これはパワーストーンである。持ち主はたぶん、「金運」と「仕事運」がつくことを願ってこのブレスをはめていたに違いない。それがどうして腕からすっぽり抜けて、ここに落ちてるの?????よりによってこの名水の、水際に落ちてるのおおおおおお〜〜〜っ!!!!!!!!!(心の中で絶叫。)
 こういうものには「念」がこもっていると、私の(当たらない)勘がささやきまくるので、拾うどころか触りもせずに、そこに放置して帰った。
 ブレスよ。水辺で山風に吹かれて、浄化されてくれい(なむなむ)。