最も忌むべきことは

 昨日(28日)はついに、「ロズ子 バカ」で検索してこられた方が複数あり、仕方ないこととはいえめちゃむかついているところの、不肖・ロズ子○○才。 
 いやもう、仕方ないのよ(大自爆)。私だって、他人のことを同じように検索するであろう。しかし、感情的に気分が悪いのもこれまた事実なのであった。それこそ私の勝手である。
 それで、というわけではもちろんないが、昨日はサラ・パレツキーの『ブラック・リスト』を読みつつ水入りアンダラを握っていたら、またも爆睡してしまった(←掃除はどうした【29日から《小声》】)。
 サラ・パレツキーの「ウォーショースキー」シリーズは、体力重視主義(←たぶん)で掃除嫌いの探偵が活躍するミステリーで、そのハードボイルドな世界が好ましく、時々読んでいる。『ブラック・リスト』は9・11を経験した後のアメリカが舞台となっており、興味深いなあ(しみじみ)。
 そういえば、27日のこの「石日記」を書いている背後で、テレビがパキスタンの「ブット氏暗殺」の第一報を伝えていた。
 呑気に「水入りアンダラ」のことを書きながらニュースを聞いていたのだが、私の頭の中では、「パキスタンのあの美人政治家が暗殺…。『暗殺されそうだ』ということは本人も十分わかっていたろうに、なぜ?????」という思いが渦巻いていた。さらに、「パキスタン…。きれいな石の産地だが、ものすごく政情不安定…(←石も影響を受けるよなあ。)。」ということも考えていた。
 帰国してわずか2ヶ月で暗殺されたブット氏の無念やいかに。そんなにも危ないということはわかっていたろうに、それでも涙が出るほど帰国したかったんだなあ(しみじみ)。
 自爆テロの実行犯は「アルカイーダ」であるとも「政府関係者」であるともいわれているようだが、美しい石の産地の、民主化のリーダーが暗殺されたことは残念でならない。パキスタンの政情はよく知らないが、やはり暴力・武力で自分の主張・考えを通すということこそ、最も忌むべきことだろう。