頭痛のない幸せ

 今日は昼過ぎからそこはかとなく体調が悪かった、不肖・ロズ子○○才。
 どう悪いかと言うと、やたらと眠くてやる気がなく、生あくびばかり出た。「いつもと同じじゃないか」(自爆)と突っ込むことなかれ(お願い。)。モチベーションはいつもにもましていや下がり、コタツに倒れて眠ること30分(←いつも通り。)。
 ほんとはこのまま2時間でも3時間でも惰眠をむさぼりたかったのだが、今日は出かける用事があり、しぶしぶ起き上がって車に乗った。
 目的地についても、眠気、生あくびはとまらない。それどころか首筋が非常に痛くなり、頭痛が始まった。
 何のことはない、肩こりによる頭痛である(自爆)。
 何のことはないのだが、これが通常容易にはおさまらない上に、もおうものすごく痛い。午後4時ごろにはっきりと始まった頭痛は、午後8時には「365歩のマーチ」のテンポで後頭部にリズムを刻み、吐き気を催すほどすごい「がんがん」頭痛になっていた。本当に吐きそうであった(爆)。
 あわてて富士薬品の「ニューカイテキZ」を飲み、首筋に膏薬をぺたぺたと貼り付け、吐きそうなので大急ぎで布団にもぐりこんだ。横たわってもがんがんに脈打つ頭痛(←痛いよう)。楽しみにしていた「のだめカンタービレ」を見ることもできず(←音だけは聞いていた)、ひたすら目をつぶって頭痛が治まるのを待った。
 吐きそうになりながらアンダラクリスタルのインドネシアングリーンを握る。これは、「癒しと現象化とデトックス」のアンダラということだから、病気の癒しにはいいに違いない(←想像)。つるつるのすべすべだし。
 もちろん、「病気には石よりも断然医者と薬」ということはわかってはいるが、ちょっとぐらいは手助けになるであろう、グリーンアンダラ(しみじみ)。第一、さわってるとすごく慰められるしな(実感)。
 すんごい頭痛で痛がる私に、家人も同情して何も言わない(←いい人である)。そう、私が「でかいアンダラまみれ」(←グリーンの他にシーフォーム【←これも体調不良には良さそうである。】、コバルトブルー、水入りアヴァロン)で寝ていても、気の毒そうに見るだけで、「おい、なんだ、この石は!!!!!」とは追求しないのであった(←しみじみいい人である。)。
 「のだめ」が終了するころ、私の頭痛も終了し、今は全然痛くもなくて、「頭痛でない幸せ」を噛み締めているところである。
 頭痛終了後外に出れば、空には美しく輝く星の数々。
 ひときわ輝く火星、シリウス、オリオン座、北斗七星。冬の星座はなんて美しいのだろう。「星は手にとれないが、石は手にとって見ることができる」という、堀秀道先生のお言葉を思い出した。星々を手にとりたいという欲求の代替措置として、私は石を集めるのかもしれない。
 こんなに美しい星空も、頭痛の時には見る余裕すらなかったのであるから、やはり体調は大事なのであった(しみじみ)。