『職業欄はエスパー』を読んだ日

 「ニューカイテキZ」とグリーンアンダラと膏薬と睡眠のおかげで、今日は全然頭痛もなくすっきりさわやかな体調だった、不肖・ロズ子○○才。
 午前中は、他者の緊急事態のために外出し、午後は本を読んだり昼寝をしたりして(爆)過ごした。本日の読書は、いままでずーっと傍らに積んであった森達也著『職業欄はエスパー』(角川文庫)である。
 3ヶ月ほど前に購入して以来、全然読んでいなかったこの本だが、今日は何気なく手に取り適当にページを開いて読み始めた。超能力者・秋山眞人に関する記述が興味深く、あらかた読んでしまったところである。 
 エスパーには「念力系」と「ESP・予知能力系」の2種類があり、前者は肉食、後者はベジタリアンだそうである。そしてベジタリアンといえど、ねぎ・玉ねぎ・にんにくはご法度だそうで、これは禅宗のお坊さんの食事もそうだとか。
 うーーーーーーーん。知らなかったなああ〜〜〜(しみじみ)。
 私は「体調をよくするため」とか「元気になるから」とか「風邪にいい」という理由で、ねぎも玉ねぎもよく食べる。にんにくだって、食べたら元気になると思うので、機会があれば残さず食べているのだが。これじゃあ、感覚は鈍くなるばかりなのかなああ〜〜〜(再びじみじみ。)。
 身体が元気になりすぎると、センシティブなところもなりを潜め、いわゆる「気の壁が厚い」という健康状態になるのかなあ。などと愚考しつつさらに読む。野菜にも意識があり、キャベツの千切りなんて大変。というくだりを読めば、「ああ、それじゃあやっぱり、石にも意識があるよな。」と想像する石好きの私である。
 例によって、アンダラクリスタルに囲まれながらこの本を読んだのだが、今夜、水入りのブルーアンダラ(シェラネバダ産)のブルーが、若干濃くなっているように感じられた。
 この石が来たときは「ほとんど透明?????」と思ったものだが、今日は明らかにブルーである。端っこなんか、内部を反射するせいか濃いめのブルーだぞ(しみじみ)。アンダラの色の変化は、やはりこの石の意思表示と連動しているのであろうか。と、読んだ本にすぐ影響されて思考する私である。
 それにしてもこの本は、はっきり言って怖い(ぶるぶる)。何が怖いのかというと、やっぱり「知らない世界が怖い」ということなのだろうか。
 能力者は身体的に何らかの障害を持っていることが多い、と『呪いの研究』にも書いてあったが、今日読んだ本によると能力者は左目が見えにくい(か全く見えない)ことが多いという。
 うーーーーーーーーむ。左目は右脳とつながっているから、だって。
 やっぱり怖いぞ(しみじみ)。もんのすごく地に足の着いた探偵の小説、『ブラックリスト』を読んで、アンダラ握って寝るか…(もう一度しみじみ)。