貧困大国アメリカ

 今日は目の奥が痛み、いつにもましてやる気がなかった、不肖・ロズ子○○才。
 それで1日の大半を寝て過ごした(自爆)。まるで半病人のようである。(しみじみ。)
 夕刻になってやっと少し調子が出、現在に至っている。調子が出るとともに本を読みたくなり、堤未果著『ルポ貧困大国アメリカ』(岩波新書)を読んでいるところである。
 不肖・ロズ子○○才、今までただの1回も岩波新書など読んだことがない(もう一度自爆)。今回、この本を偶然にも読むことになったのは、この前のNHKスペシャル「大統領選挙」を見た後で偶然手にしたからであった。
 オバマVSヒラリーについてかと思ったこの番組だったが、だんだんアメリカに医療皆保健制度がない問題やら、「貧困層の高校生を米軍に勧誘するリクルーター」の問題やらに入っていった。「大変困難で救いがたい国アメリカ」を表現するのがこの番組の目的だったのか、と思いながら寝てしまったのだが、翌日たまたまこの本に出会ったのである。
 貧困児童は高カロリーで栄養価のない食事をとるため、肥満が問題になっているらしいのだが、そんな問題もこんな問題も、すべてジョージ・ブッシュの政策の賜物だという。
 困ってる国民への補助を減らして大企業を優遇する。日本政府も同じことをしているようだが(←してるしてる【←するな!!!!!】。)。
 なんとあの武器屋の大統領は、貧困層から搾り取って大企業を優遇するという政策を押し進め、イラク戦争も民営化して貧困層にやらせようとしているらしいのだ。そこに人権はない。
 メディアも買収されているという記述を読み、「やっぱりね」と私は思った。イラク戦争の真実はもはやインターネット上にしか存在しないと言われているそうな。
 さて、平均所得水準が低い地域として「アーカンソー」があがっていた。例のぴかぴかの水晶の産地である。
 私は一瞬、低賃金で水晶を採掘する労働者を頭に浮かべたが、実際はどういうふうに採掘され、どういうふうに流通して水晶はやってくるのだろうか。勉強不足の私には今のところわからないが、「わからない」で済ませておいていいかどうか、ちょっと逡巡する。
 アーカンソー産水晶は透明度が高く抜群の美しさだが、シャバンティ・D・ハズデル氏の『虹のクリスタルワーク』によると、波動が特殊で安定しないので、初心者向きの石ではないという(←確か)。
 ドリームワークには向いていたんだっけ…。とあやしい記憶を手繰り寄せつつ、今日は『貧困大国アメリカ』の残りの部分を読んでしまう予定なのであった(←読みながら寝てしまうかも【大自爆】。)。