五体投地(と石)考

 「玄武岩からできた萩ガラス」はめちゃアンダラと似ており、その画像を確認して軽くがっくりした不肖・ロズ子○○才(自爆)。
 色もアンバーのようなルートビア・ブラウンのような色、グリーン、クリアー(←なんと、「脱色」してこうなるそうである!!!!!)とそろっており、「…これはまるっきりアンダラクリスタルの色じゃん。」とがっくりした私だが、同時にまたこうも思った。「…こちらの人造ガラスのほうに天然石よりもずっとパワーを感じるのだから、やっぱり私は天然石をこれ以上買う必要がないな。」と。
 しかし「人造」が頭の中で渦巻くので、シャンペンアンダラもちょっと(心理的に)色あせて見える(←影響されやすい私。)。原石なのにへんな曲面や「流し込み」としか思えない角もあるし、これはやっぱり…。
 などと思いながらも、やはりシャンペンアンダラを握って眠った私であった。
 シャンペンアンダラは、「そんなに疑うなら。」と本気を出した、ということでもないだろうが、握ると今までにない「清涼感」というか「背骨通し感」(←何だ、それは。)が身体に感じられた。「私はちゃんと働いているわよ。これでどう、これでどう???????」と言っているかのようである(←妄想。)。
 気分がいいのでそのまま握って眠ってしまい、明けて今朝(3月3日)、ハイビジョン番組の宣伝を見た(←番組は3月3日の夜8時から、NHKハイビジョンで放送予定。もちろん私は見るつもり。)。
 (神聖なる水晶の産地と私は認識している)チベット・ラサへの巡礼が、五体投地しながら目的地へと向かう映像である。
 家人はその映像を見ながら、「おい、あれでずーーーーーっと目的地まで進むんかい。」と私に質問し、「そうよ。」と答える私にさらに言った。
 「ははは、大変だぞ!!!!!思い込みとは恐ろしいものだのう。」と。(爆)
 家人は幽霊と戒壇めぐりをこよなく恐れる、その意味では私よりもずっとスピリチュアルな人物なのだが、同時にこういう合理性も併せ持っている。うーーーーーーーん、目からウロコであった。(しみじみ。)
 チベット五体投地している信者の人を見れば、私なんか無条件に尊敬してしまうのだが、「無条件に尊敬」する前に理性をさしはさむのはやっぱり大切かもしれない。
 だってそれが「多側面から物事を見る」ということだもんね!!!!!!(しみじみ。)石についても、無条件に信じてしまう私で、それは今後も変わらないかもしれないが、「思い込みとは恐ろしいのう。」と思う人がいることだけは忘れないようにしたいものである(←そのほうが健全。)。