ヒマラヤ水晶考

 今日はひな祭り(←私はひな祭りは旧暦でやるが。)。不肖・ロズ子○○才の居住地域でも黄砂が飛びまくったらしいが、そんな今日、私は目のかゆみとくしゃみにさいなまれた。まさかもしや花粉症?????である(爆)。
 毎年、この時期になると目が多少痒くなるのだが、今年はいつもよりひどい。不肖・ロズ子○○才、○○才にして免疫系等が暴れているのでしょうか(←そんな余計な元気はいらん。)。「アルガード」とか「AGノーズ」とか「医者通い」とかを検討しなければならないのであろうか(いやだよう)。また金がかかるなあああああ(←しみじみ貧乏。)。
 さて、そんな今日、私はBSハイビジョンの番組「茶馬古道」を見た。家人が今朝五体投地を見て騒いでいた、あの番組である。
 他のことをしながらちらちらと見ていたのであるが、まずは仏教王国を滅ぼした「ラダック国」に驚く(仰天。)。それはあの、ラダック水晶の産地ではないでしょうかね(しみじみ)。たしか清貧高潔な地域のような気がしたが(←うろ覚え。)、古くはよその国に勝手に攻め込んでいたりするのであろうか(←そうかも。)。
 何か、「昔はよかった」とかよく言うが、なんだかんだ言っても人間は「人間性」の面でも進歩しているのかもしれない。ただただ搾取するためにやみくもに攻め込んだり、「人権ゼロ」なんてことはないもんね、今の世界は!!!!!
 と思った後ですぐにブッシュとイラク戦争が脳裏に浮かぶ。…やっぱ、進歩ゼロかも(しみじみ)。
 次に件の五体投地。額を何度も傷つけるので、黒あざになっていたり、あちこち腫れていたり。巡礼とはすごいものである(しみじみ)。
 パラマハンサ・ヨガナンダが「献身・奉仕と神への愛は違う。社会へ出て誰かのために役立つということと、神への愛を表現することとは違うのだ。」と言ってた(ような気がする)が、五体投地はまさに「神への愛」の表現(←神じゃなくてこの場合は仏かもしれない。)。「思い込み」などと言って、すみませんでした!!!!!!!!!(←すぐに反省。)
 ヒマラヤの山々は美しく、空はどこまでも青く、紫外線はめちゃきつそうで、空気はめちゃ薄そうである。
 命がけで塩を取りに行く人々。ヒマラヤのお茶。こういうものが、どうしてか「資本主義」の流れで日本に来たりするんだよなあ(しみじみ)。それを「悪い」とは言わないが、そう美しいことでもないような。
 水晶もこの地から日本へ流れてくる。私もいくつか持ってるぞ(爆)。
 すっごい断崖絶壁の地から、水晶はいかに採集されて日本までやってくるのか。
 その販売ルートはそうそう美しいものでもないかもしれない。ヒマラヤ水晶はやはり、チベットの空の下で一番美しく輝くのだろう。と、番組を見ながら私は思った。(しみじみ。)