青い目の人々

 金髪碧眼(爆)。ジャパニーズとして生まれ、黒目真っ黒髪であるところの不肖・ロズ子○○才は、子どものころから金髪碧眼になみなみならぬ憧れを抱いていた(私もできれば金髪碧眼がよかったぞ!!!!!【←ないものねだり。】)。
 フィギュアスケートのmy王子様、イリヤ・クーリックも美しき金髪(いや、もしかしたら栗色の髪?????)で、その王子様的外見に拍車をかけているのだが、今日なんでこんなことを書くかというと、NHKの「まるごとカラヤン」というのを見たからである。
 カラヤンは金髪じゃないだろう、と突っ込みを入れた方もおありでしょうが、話はこの前の月曜日(ぐらい)にさかのぼる。私はおもしろくもない人事をくよくよと考えながら、朝日新聞を読んでいた。
 すると、めちゃ目が青く(←まさにロイヤル・ブルーというか、コバルト・ブルーというか。)、すげー金髪の女性がこちらを見つめる広告が目に飛び込んできた。トム・クルーズの元奥さん、二コール・キッドマンであった(超驚)。
 私は叫んだ。「ぎゃああああああ〜〜〜、すっごい目が青い!!!!!!!本人、ほんとにこんなに目が青いわけ〜〜〜〜〜?????????」と。
 すると家人が新聞を覗き、「ああ、青いだろうなあ。ブルー・アイズ。」と言った。「ぎええええええ、こんなに青かったら(←まさに吸い込まれそうな青であった。)、トム様もそれだけでイチコロだよね!!!!!」と、私はまたも叫んだのであった。
 それから約5日後の今日、カラヤンのドキュメンタリーを見たわけだが、これがものすごく面白かった。あの人はナチスに2度も入党したのね!!!!!(←知らなかった私。)時計のように抑制のきいた人で、でもオーケストラの人から、「僕はカラヤンを譜面台の影から撃ってやる!!!!!」と言われ、こっそり銃まで持ち込まれたような人だったわけね!!!!!!!!!(←恨まれているなあ【しみじみ。】。)
 すごいカリスマだったようで、関係者は「あの青い目ににらまれると」とか、「氷のような青い目で」とか言っていた。カラヤンもすごく印象的というか、衝撃のブルー・アイズだったようである。
 天才とはそういうものかもしれないが、とても孤独で、天から何かがカラヤンに降りてきてそれを演奏として伝えるような感じであったらしい(←神のチャネラー?????)。ベルリン・フィルの指揮者サイモン・ラトルも「『気』が」といっていたが、やはり音楽はそういうものなのだなあ(しみじみ)。
 きっと神様に選ばれたのだろう。と、不肖・ロズ子○○才は想像するのであった。
 石にも、そういう「気」というか、神様のチャネルになるようなところがあるのかもしれない。
 カリスマにせよ、石にせよ。人をひきつけるものには、やはりそれ相応のパワーがあるのであろうか(しみじみ)。