世界の変な渦

 このところ北京オリンピック聖火リレーが話題になっている。(ホントは商業主義の権化だけど建前は)「平和の祭典」オリンピックなのに、今回の常軌を逸したハチャメチャぶりには、しみじみ感じ入っている。
 そもそも開催地を「北京」に決定したことが問題だったと思う。大気汚染とか国家体制とか人権意識の低さとか、そういうのを考えに入れなかったのであろうか(入れてないでしょうなあ、なにせ商業主義の祭典【しみじみ】。)。
 食品の安全性にも国のありかたにもおおいに疑問が呈されたあとのこの聖火リレー大騒動。私は失礼ながら、ダライ・ラマ14世を見ると「我が地域の市議会議員のおっさんみたい。」(←すみません、ダライ・ラマ14世にも、市議会議員の皆さんにも。)などという感想を抱き、「この人本当に徳高い人格者かなあ。」などと(知りもしない人について)考えてしまうが、それはさておき、チベットにとってはまさにこの北京オリンピックは「チャンス」だったのであろう。
 そう考えると、北京でオリンピック開催は正解か…(よくできてるなあ。)。
 このごろの世の中は、(私が思うに)変な渦に巻き込まれているようである。ガソリン価格の乱高下(←でも以前の価格を考えれば、ガソリン税抜きの現在の価格も「かつてのハイオクよりずっと高い。」と思う)。食材の急激な値上がり。オーストラリアの旱魃
 なーーーーーんか、地球全体が、変な「うねり」に入ってるような気がするのだが。
 これは、浄化なのかもしれないし、あるいはそうではないのかもしれない。でも私はなんとなく、「浄化の膿だし」だと考えている。
 片付ける前には、なにもかも引っ張り出さなければならない。ほこりをはらい、それぞれの場所にきちんと整理して置かなければならない。
 散らかるだけで終わるのかもしれないが(大爆発)。
 このヴォルテックスには、世界に散らばる石たちも何か関与しているに違いない。と、全然根拠のない愚考をめぐらすのであった。だって何か大きな力を感じるからである。地球を覆う、人間の「集合意識」とでも言おうか。
 うちにあるあんな石もこんな石も、アンダラクリスタルの皆さんも、宇宙に向かって何かを静かに発進し、このヴォルテックスを動かしているのかも。と、私は想像するのであった。
 すると、現世利益で石を求めるのは全くの見当違い(←ものすごく現世利益を望んで石を買っていた私。)。
 ううむ。時々同僚とケンカしたり心理戦をしたりする私だが、まずはそんなことを手放して、ヴォルテックスの真意に耳を傾けてみるほうがいいのかも。(勘。)