『おはよう、水晶−おやすみ、水晶』

 昨2月6日もコタツにもぐって爆睡してしまい(←週末疲れ。脆弱。【しみじみ。】)、今日もまた「振り返り日記」を書いてるところの、不肖・ロズ子○○才。
 5日も爆睡してしまい、日記を書いてないのだが、この2日間は石的には「充実」の日々であった(しみじみ)。
 まず5日。太陽が素晴らしいので、「ダイヤモンド原石を太陽に当てましょう。」と思い、カバンを探ったら、手の中に入ってカバンから上がってきたのは(って、「釣り」じゃないのだが。)、アンダラクリスタル・ピンクであった。
 ローズクオーツでもなく、新色ピンクでもないこの原初(大爆発)ピンク・アンダラ。色は透明に近く、はっきりいって色的にはものすごーーーーーーーーーく地味だが、太陽を反射して輝く様子は、目に、目に痛い…(←あまり見つめないようにしましょう。大変目に過酷。)。
 ダイヤモンドも日光に当てたいので、カバンを探り、この二つを窓辺に置いた。すると4日の日に、「ダイヤ、アンダラ、アネラと並べると、見た目美しいのは断然アネラ・クリスタル」と書いたことが気に障ったか、ピンク・アンダラの色が大変濃くなり(←注:このアンダラ内比較。客観的にはやっぱりごく薄いラベンダー色である。)、「ほら、私だってものすごく美しいでしょ、美しいでしょ、美しいでしょ!!!!!!!!!」と自己主張(←たぶん。)である。
 あああほんと、とても美しいわ…。すっごく美しいわよ…(しみじみ)。と心のなかでピンク・アンダラに語りかけると、ダイヤモンド原石も負けじと光る。キラキラの饗宴に、大変うっとりと満足しつつ、これらの石はやっぱりすごい(←キラキラだし。)。と思った私なのであった。
 そんなことをしながら、午後もだらだらと(←いつかは「しゃっきりと」仕事をしないものであろうか、自分。)仕事をしていたが、夕刻偶然目にしたのは『おはよう、水晶−おやすみ、水晶』というタイトルの本の広告であった。
 ドキドキドキドキ。本の表紙もズバリ夢見るように美しい水晶の絵(さらにドキドキ。)。どうやら、笙野頼子著のエッセイらしい。水晶のことがどのぐらい書かれているのかはわからない(もしかすると最初のとっかかりだけかも。)が、この表紙にはひ、惹かれる…(ドキドキドキドキ)。
 笙野頼子はこんな動機でこの本を読む読者がいるとは思うまい(いや、思うかな。)。と思ったが、とにかく会社帰りに書店によって、1冊だけ残っていたこの本をめでたくゲットしたのであった。
 今読んでいるところだが、そのことその他はまた2月7日の日記で(大爆発)。表紙や優しげなタイトルからは想像しにくい、ラディカルでアグレッシブな本、という感じの帯の紹介文であったが…
 私は大変気に入っているのであった!!!!!!!!!
 何が気に入ってるって、著者が「おはよう、水晶。おやすみ、水晶。」という感じで水晶と暮らしているという、そのことが、である(しみじみ。)「石と暮らす」ことの理想の形態が、そこにあるように思われる(しみじみしみじみ)。私もそうありたいね
 なんていわれたら、笙野頼子は当惑しまくりかもしれないが。(しみじみ。)