ダイヤモンドの願い

 このごろ(だけではないが)毎日よく寝ており、12日も13日もやっぱり爆睡して日記を落とした、不肖・ロズ子○○才。今日もまた「土曜日にかく振り返り日記」を書いているところである(大爆発)。
 実は、近頃石とも触れ合っていない(さらに大爆発)。カバンに入れて毎日持ち歩いてはいるのだが、「見る」「触る」「握る」ということがなかった。
 これは私にしては珍しいことである(しみじみ)。理由はいくつかある。近頃、イライラすることが多く、石に触るには不適切な感情状態だったこと(←エゴ満載のヒステリー。)。多忙で疲れていたこと(←仕事をいろいろ後回しにして、だらだらとやるからである。溜める締め切り前仕事【大反省。】。)。疲れているので、コタツにはまって本を読み、そのまま眠ってしまっていたこと(←石を取り出して握る暇も、そんな気もなかった【←握って眠ると、熟睡できないし。】。)。
 だが、石を見なかった触れなかったからといって、私が石のことを忘れていたわけでは全然ない。むしろいつもいつも「石」のことを意識していた。ツーソンの石。ウェブショップの石。そして、我がカバンの中の石、である(大大大爆発)。
 で、「石断ち(←注:断っていたわけではありませんが。)」の結果、13日の昼になって、いてもたってもいられなくなり取り出したのが、ダイヤモンド原石であった。(大大大大大爆発)
 「あああ、ダイヤモンド原石ちゃん!!!!!!今一番気になる石は、あなたなの!!!!!!石断ちして(←したわけではありませんが)、よくわかったわ!!!!!!!!」てなわけで取り出したダイヤモンド原石は、薄曇りのゆるい陽光をうけてきらきらと輝き、いつもよりも親しみがあるように見えた。
 おおこれは!!!!!!!!!石が私にむかって、何らかの意志を発信しているぞ!!!!!!!!!(←注:気のせいかも。)
 ダイヤモンド原石はしっとりと濡れたように輝き、4ミリぐらいとは思えぬ存在感をきらめかせている。これは、語ってる、語ってる!!!!!!!!!(←注:自分内考え。)
 その後、午後は目の回るような感覚(←貧血ではないはず。毎日鉄剤服用中の、不肖・ロズ子○○才【←貧血予防のため。)がし、続いて穏やかながら高揚するような気分と、後頭部上方での回転感というか、背骨がすっと通る感じというか、そういうすごくいい感じがした。
 うう〜〜〜〜〜ん、久しぶりだなあああああ。こういう、いい感じ!!!!!!!!!(しみじみ。)
 会社帰りの社中では、私の脳内にやさしく響く(←従って脳内でこしらえた妄想かもしれない。でもやっぱり、ダイヤモンドの意志のような気がする。)、ダイヤモンドの声。
 「…(夜は)入ってきた箱のなかで、ゆっくり寝たいの…。」(大大大爆発。)
 このダイヤモンド原石、たいそう立派な感じの箱に入ってやってきたのだが、うちについてからというものただの1度もその箱に入れることはなく、常に常にティッシュに来るんでカバンに投入しておった(大爆発)。そりゃあもといた箱の中で寝たいわな、天蓋ベッドみたいな立派な箱だったもんな(回想。)。
 よしよし、今夜は必ずあの箱の中で休ませてあげるね。と熱く誓いつつ、ちらりと「大丈夫かな〜〜〜、私怠惰だし(しみじみ)。」と心配していたら、やっぱり13日夜もコタツにはまって漫画(←『テレプシコーラ第2部』山岸涼子)を再々読しているうちに爆睡してしまい、ダイヤモンド原石のささやかな切ない願いをかなえてあげなかったという(←本当に怠惰。)。
 ダイヤモンド原石ちゃん!!!!!!!!!今夜は必ず、あの豪華でシックな箱に入れてあげます!!!!!!!!!(誓い。)
 今夜のダイヤモンドの運命やいかに(しみじみ)。こんな小さな、でも切実そうな願いもかなえてあげないようでは、またダイヤモンドとの意志の疎通がはかれなくなるかも、私(←ものすごく怠惰だが、今夜、今夜こそはっ!!!!!!!!!)