リンパ・マッサージ(コリコリ)

 今日は「時間をはずした日」。不肖・ロズ子○○才は、体調もすっかり(?)戻り、モルダバイトとともに、習い事&期待恐怖の「お肌チェック」へと向かった。
 習い事は(いつものことながら)今ひとつの出来で、今回経験者が参入したことによりまた1つ席次が下がった感じである(大大大大大爆発)。いつまでも上達せず、「習い事スローライフ」を実践中である(がっくり)。
 その後「お肌チェック」のため、デパートへと向かう。デパートまでの車中では、新聞で今朝読んだ「笠女郎(かさのいらつめ)」の万葉歌を思い出し、激同情しつつもついついつい密かに笑う私である。
 「相思わぬ 人を思ふは 大寺の 餓鬼の後(しりえ)に 額(ぬか)づくがごと」だって(大大大大大爆発)。
 朝日新聞の「ナカニシ先生の万葉こども塾」という連載で取り上げられていた歌なのだが、ナカニシ先生はこう解説していた。
 「作者・笠女郎は同じく万葉家人の大伴家持が大好きでした。そこで二十四首もの歌を家持に送りつづけます。しかし家持はきわめて冷淡。結局は破局を迎えますが、その後でも家持は、成就しない恋愛などしない方がよかったとつぶやく始末です。こんな家持に対して嫌みをいったのが、この一首でしょう。」
 「ただ、今でも笠女郎は家持が大好き。なんとかふり向かせたい。正攻法ではダメですから、搦め手から攻めようというのでしょうか。存外に本音ものぞかせているようですね。」
 オレはわかるぜ、笠女郎の気持ちが(大大大大大爆発)。同情しちゃうなあ!!!!!(しみじみ。)と、目を三日月のようにしながら車を運転する、不肖・ロズ子○○才。
 だが一方、家持の気持ちもわかる(爆)。「思わぬ人」には、追いかけられたくないんだよね(←うっとおしいもんなあ、きっと。と、一定の理解)。
 そんなことを考えているうちにデパートに到着す。今回受ける「お肌チェック」には、キメとか弾力とかシミとか明度とか水分量とか、様々なチェック項目があり、機械によって3段階ぐらいに分析・評価されるのである。
 通知表をつけれられている気分(大大大大大爆発)。
 チェック後、結果は軽くスルーし(←「よい」と「ふつう」が若干「ふつう」多めで並んでいた)、私が愛する化粧品販売員・K林さんに「リンパ・マッサージ」をして頂いた(←初の体験)。
 「もうちょっとお首周りの開いたお洋服でお越しになられたときに、鎖骨の上のリンパもマッサージいたしましょう。」とおっしゃりながら、あごから耳の下のラインにかけてマッサージしてくださるK林さん。そのあまりの気持ちよさに、○○才にして自分の欲求をはっきり伝えることが多くなった不肖・ロズ子○○才は叫んだ。
 「鎖骨の辺りまで出す(←注:個室内。私とて、他者の迷惑は考えている【しみじみ。】)から、そこもマッサージして!!!!!」と(大大大大大爆発)。
 「そうですよね、そうしましょう!!!!!鎖骨の上のリンパも流すと、全然違うんですよ!!!!!」と力強く請け合うK林さん。だから私は、このお姉さまが好きなのである(しみじみしみじみ)。
 我がリンパは(←今まで全然気にしたことなかったが)、耳の下と頬骨の上と鎖骨の上で概ね流れず休憩気味だったようで、そこを押してもらうと明らかに痛い(大爆発)。「…耳の下と頬骨の上が痛い…。鎖骨の上もコリコリしている。」と私が言うと、K林さんも「ええ、そこにコリがあります!!!!!流れが止まっていますね!!!!!コリコリしている!!!!!」とこれまた力強く請けあうのであった。
 あまり押し過ぎても問題なのだそうで、ほどほどのところで終了となったが、気持ちよすぎてマッサージ椅子からふらふらと立ち上がり、ゆらゆらと移動する、不肖・ロズ子○○才(大大大大大爆発)。
 帰宅するとまた注文していた石が届いていたが、これは今のところ「やっちゃった」感ありありで、心の中で涙目になる私である(←懲りない私。いいかげん懲りよ!!!!!)
 ま、こんなものさ(大大大大大爆発)。
 もおう今日はモルダバイトと、今日届いた石と一緒に、風呂に入って、さっさと寝ようっと!!!!!!(大爆発)