カイラスの石

 出ずっぱりだった盆の反動(というか、日曜日はいつもたいがいそうだが)で、不肖・ロズ子○○才は、今日は1日「家虫」していた(←しみじみインドア派。)。
 どうせ家にいるので、いつもは開けない石カバンなども開けてみる(大爆発)。私には、その時々に持ち歩く「石入りカバン」があるが、時期が過ぎるとそのまま置いておくので、そのうち何が入っているか忘れてしまい、カバン自体ががブラックボックスと化すのである。
 今日あけた「石入りカバン」からは、次のような石が出てきた。
 1.ルビーの丸玉(←たぶんインド産。)。これは重く、グラウンディングに良さそうである。2.カイラス水晶クラスター(ピンク)。3.カイラス水晶ポイント(イエロー)。カイラス水晶は、ピンクもイエローも、コーティングによる着色ではなくて、本当にかすかだが、水晶自体が色づいているように見受けられる(しみじみ)。
 ああ、私、数年前はカイラス水晶に凝っていたもんね(回想。)。と、自分の「石遍歴」を思い出す、不肖・ロズ子○○才(爆)。カイラス山はチベットの聖なる山で、シヴァ神が住まうというが、そこから水晶を持ち出していいのか、また本当に持ち出せるのか、当時は複数の意見があったように記憶している。
 しばらく熱狂的にカイラス水晶を買い集めたあとで、私は「…もしかすると、これは中国産の水晶なのかも。」と思ったりした(大爆発)。石墨入りのカイラス水晶が中国産のそれとそっくりだったり、黄色味がかったポイントが、中国産の水晶と似ていたりしたためである。
 実際はどうなのか。はっきり言って、わからない(しみじみ)。ただ、本当にカイラス産のものもあれば、中国産のものが「カイラス産」と称されて売られたこともあったのではないか、と推測している。
 その後は充分行き渡ったと見えて、カイラス産水晶はそう派手には見かけなくなった(←今もどこかで売られているのかもしれないが。)。
 ううむ。石ってミステリアス(出自もね。)。と思うわけだが、黄色とピンクのカイラス水晶は美しい光沢で輝き、「やっぱりこれっていいかも。」と思う私なのであった。(しみじみ。)