イルカ漁考

 今日は朝起きて新聞を開いたら、「太地町のイルカ漁が盗撮されて波紋」というような見出しの記事が目に入った。
 何でも、和歌山県太地町というところの、立ち入り禁止の入り江でイルカ漁が行われていて、それを盗撮した「ザ・コーブ」という映画がある。そしてその映画がニューヨーク・タイムズなどで絶賛されている、という話である。
 映画監督の話では、「日本人はイルカ漁のことをほとんど知らされていない。これをきっかけに、知ってほしい。」ということだったが、うう〜〜〜ん、確かに私も、知らなかったなあああああ(しみじみしみじみ)。
 検索してみると、太地町というところは、「クジラの町」であるらしい。くじら博物館もあり、イルカ漁も伝統で、「イルカ肉」も売っているということだ。
 イルカ肉は、クジラよりおいしいらしいが、水銀の含有量が多いところが難点だそうである(しみじみ)。なんと給食(!)にも出されているということだったが、そんなに獲れるのであろうか、イルカ(しみじみしみじみ)。
 さて、私には、イルカ漁の是非はわからない(大爆発)。判断の材料が少なすぎるからである。
 何もわざわざイルカとかクジラとかを食べなくても、という気もするが、地域ごとの食文化や経済事情ということもある。イルカが漁の仕掛けを荒らすので殺す、というところはどうかと思うが、一定の頭数内であれば合法であるらしい。
 ただ、頭数が守られていないという指摘も(大大大大大爆発)
 パワーストーン界では、イルカとかクジラは意味を持つモチーフである。ううん、だからどうだということではないのだが、私がイルカやクジラだったら、たまらんなあ、太地町(←感想。)。
 イルカは一頭560万円で、中国その他に輸出されてもいるという(←たぶん水族館に)。そうね、水族館の狭いプールにもイルカがいるわけだし、それはやっぱりどこからか売られてきたものだわな。と、あたりまえのことに今更気づく私なのであった(しみじみ)。