本と石と

 本日、家人の実家からようやく生還(大爆発)し、今激ほっとしてこの日記を書いている、不肖・ロズ子○○才(←適応力ゼロ。)。
 昨夜はロシア産フェナカイトとモルダバイトを握って眠り、自分浄化と自分支えに努めたが、物事はそういつもうまくはいかないもので、「自分が浄化された」感じは今ひとつであった(しみじみ)。
 モルダバイトは相当支えになったけど(しみじみしみじみ)。
 眠るまでは、周囲に石(モルダバイト、オーロベルディ、ボーケンホウトジャスパー、マケドニアピンクルビー)をはべらせつつ、読書して気を紛らわす(爆)。持参した本は、『ヴィトゲンシュタイン哲学宗教日記』のほかに、アリス・ベイリー著『イニシエーション』、そして村上春樹の『1Q84』であった。
 『哲学宗教日記』の前半部には、マルガリートという女性へのヴィトゲンシュタインの思いが散見される(興味深。)。曰く、「私はR.(マルガリート・レスピンガー)に夢中だ。」。曰く、「愛をつかみながら、そして愛にはつかまれないように無私に愛することは難しい。」−−−amazonのレビュアーの方が、「そんなに好きなら結婚しちゃえよ。」と突っ込んでいらっしゃったが(←そして私も「そうだそうだ!!!!!」と思ったが)、ヴィトゲンシュタインは悶々としつつ日記を想いで埋め尽くし(←というほどでもないか。)つつ、いざマルガリートが自分と結婚したがっていると知るや吐き気を催し、結局は結婚しないばかりか将来的にはゲイに走るのであった(大大大大大爆発)
 何だかなーーーーー、これだから哲学者は難しいや(←注:私的感想。それに、「哲学者」をひとくくりにしすぎかも【いやいや、やっぱり、哲学者は全般的にそうかも。】。)。
 だんだん飽きて(爆)来たので、次に『イニシエーション』を読む。これは私にとって、『哲学宗教日記』よりもずっとずっと難解で、意味がわからないところが多い(←おバカ。)本である。
 しかし、ところどころわかる(ような気がする)部分もあるので、そのあたりを中心にして読むと、印象としては、「弟子になるためには結構な条件をクリアせねばならず、大変に難しい」という感想が浮かび上がってくるのであった(大大大大大爆発)。
 何せなーーーーーー、「家人の実家」ごときでストレスを溜めまくっているようではなーーーーーー(←いやいや、あきらめまい。オレは心がけるぞ、弟子になることを!!!!!【←心の中で大声。】)
 『イニシエーション』を読んでいると、本の内容とは全然関係ないところで切なくなってくる(爆)ので、物悲しくなって本を閉じる。そして、この夏に200ページほど読んで以降ほったらかしにしていた『1Q84』を取り出した。
 この小説もおもしろいのだが、トーンはひたすら真面目で、「重い」印象だ(しみじみ)。物悲しい気分の時に重い小説はちょっと、なのだが、これ以外で手元にあるのは『哲学宗教日記』と『イニシエーション』、いずれも重たい。3冊の中では唯一のフィクション『1Q84』が、フィクションであるが故に軽いといえば軽いであろう。と覚悟して、昨夜の入眠儀式本はこれと定めた。
 あああああ、同じ「小説」でも、この間読んだ有川浩のベタ甘ラブ小説『植物図鑑』は、明るかったなあああああ(←今はこれが恋しいわ。)。
 とにかく、石を握ってはこれらの本を読みつつ夜は更け、朝になり、今日のイベントは楽勝だ!!!!!と思っていたのに、存外今日のほうが難物で、私は心をかき乱されまくったのであった(←ストレスストレスストレスストレス!!!!!)。
 ま、いいや、もう終わったし(爆)
 明日が私にとっても皆様にとってもよき日になりますよう!!!!!とお祈りしつつ、今日も3冊の本と、さまざまな石とともに眠りにつく予定なのであった(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。