飲んで浮腫む時

 マハー・シヴァラートリだった12日夜、不肖・ロズ子○○才は、シヴァ・リンガムを握りつつ、柳澤桂子著『生命の不思議』(集英社文庫)を拾い読みしていた。
 柳澤桂子氏は生命科学者だが、正体不明の病気に罹患され、起きることもままならなくなってしまった方である。その状態でも人事課が手を尽くして5年間は雇用されていたそうだが、ついに万策尽きて解雇の連絡が来た日、柳澤さんは神秘体験をされたそうで、私はやはりその部分に興味があった。
 研究を続けることができなくなったストレスで、飲むことも食べることもせず、眠りもせずにいらっしゃったそうである。そして明け方、炎に包まれ、自分の前に一本のまっすぐな道が見えて、この道を歩いていけばいい、支えられ守られ導かれている、と感じたそうだ。
 柳澤さん曰く、神秘体験や悟りに至る前には、やはり身体への過度なストレスがかかっているのではないかということである。ストレスを乗り切るために、体内でモルヒネ様物質やエンドルフィンが出るのではないか、ということだ。修行者が悟りを得るために荒行をするのもそういう理由ではないか、と。
 そういえばそうだなあ〜〜〜。とすぐに思う、不肖・ロズ子○○才(←単純。)。私は辛いのに弱いし我慢も嫌いなので、やっぱり神秘体験は一生無理かも、である(そして悟りはもっと無理。)。
 本の中にはボンヘッファーを読むきっかけについても触れてあり、興味深かった。私はボンヘッファーについてはほとんど知らないが、それでもナチスドイツに危機感を持ってヒトラー暗殺計画に加担し(!)て処刑された牧師であるということと、彼の言葉「神の前で、神とともに、神なしで生きる」という言葉はとても印象に残っている。
 本を読みながら握るシヴァ・リンガムは、やがて私の鼓動に合わせて脈打つようになり、そのうち自分が脈打っているのかシヴァ・リンガムが脈打っているのか、よくわからない感じになった。
 ともに脈打ちつつ(爆)、そのまま握って眠ってしまい、結果この日記も落とし、またしても翌朝に書いているという(大大大大大爆発)。
 今朝(13日。)、も目が覚めるが早いか指を眺めてみたが、むくんでいるとは言わないまでも、やはりいつもより明らかに太いようだ(しみじみ)。おまけに今朝は、顔までも腫れ気味であった(大大大大大爆発)。
 このむくみの原因を12日に発見したような気がする。それはズバリ「酒」である(大大大大大爆発)。
 指がむくむ前日、私は夕食時に「無添加白ワイン」をシャンパングラスに2杯飲んだ(爆)。そして12日にもこのワインを同じグラスに1杯注いだのだが、注ぎつつ私は思った。「…待てよ、お酒を飲んだ翌朝にむくむ人がいるというが、私の場合もこれじゃないかなあ。」と。
 で、試しに(←試すな!!!!!)ワインを飲みつつ指を見つめている(爆)と、やはり飲むが早いか指が太くなっていく(大大大大大爆発)。効果早い(早すぎる)。いったいどういうことなのであろうか(←さあ。)。
 しかし、「飲みすぎでむくむ」と書いてあったが、グラスに1〜2杯の食事時のワイン、特に飲みすぎでもないと思うのだが…(しみじみ。自分にとっての「飲みすぎ」?????【大大大大大爆発】)