美しい選手たち

 今日はバレンタイン・デー(大爆発)。不肖・ロズ子○○才は、自分のために買った(!)幻の限定芋焼酎チョコ「森伊蔵」を賞味し、日本へのバレンタインデーの導入元、メリーチョコレートカムパニーの「バレンタイン川柳」を読んで、おかしくて密かに笑っていた。
 この川柳は(今まで知らなかったが)今年で13回目を数える、由緒正しき川柳コンクールであるようだ。曰く「友愛の チョコか否かで 妻ともめ」、曰く「存続か 廃止か悩む 仕分けチョコ」、「仕分けられ 廃止決定 オレのチョコ」、「神様よ チョコレート様 仏様」と、おかしくもおかしい作品が満載である(大大大大大爆発)。「このチョコは 肌にいいの と 妻が食べ」については、「どこのどなたか存じませんが、大変お気の毒さまでございました。」と心の中でこのシチュエーションに対して深々と頭を下げる私であった(←激想像。)。
 限定品・発送禁止の超デリケートチョコ、「森伊蔵」は、おいしかったがよくわからなかった(大大大大大爆発)。やっぱり焼酎そのもので飲んでみないとね(しみじみ)。シラク元大統領の大好物だったという芋焼酎森伊蔵」、いったいどんな風味の焼酎なのであろうか(←って、今日このチョコレートボンボンを食べたのだが。しかし、チョコレートの風味と一体化してしまい、本当によくわからなかった。)。
 そんな今日も、レインボー・クォーツを眺め、シヴァ・リンガムを握って過ごした、不肖・ロズ子○○才。レインボー・クォーツは、光源によって見えるレインボーの色が変わったりするので、様々な光源下でこの石に目を凝らす私である。
なんと、一説によれば(←真偽のほどは不明。私に確かめる能力も眼力もないし。)、近頃は石の表面に油を塗って偽装した「レインボー・クォーツ」も出ているということだが、これは実物を見たことがないので何とも言えないし、ツーソンで良質のものがまとまって出たらしいことはホリミネラロジーさんのツーソン・レポートにもある。…ま、パワーストーン界に疑惑はつきものなのである(経験則で達観。って、私は全然達観などしていない、煩悩女なのだが【しみじみ】。)。
 バンクーバー・オリンピック、今日は女子モーグルを見た。どの選手も(不運にも転んだ方々を含めて)よかったと思うが、印象的だったのは、上村愛子選手の美しさだった。
 私は、特に上村選手に肩入れしていたわけでもなく、「かわいらしい顔立ちだから割り増しで脚光を浴びている、ストイックな努力家の人」という程度の認識だったのだが、今日のスタート前の、上村選手の張り詰めた横顔の美しさは際立っていたと思う(←注:私見。)。華麗にこぶを滑る様子がスローで出たときは、上村選手の周りに、白く輝くオーラが見えた(←って、雪と照明の具合かもしれないが。皆様にも見えたでしょう?????【←と問いかけ。】)。
 結局4位だったが、上位3人は順当な評価、4位は妥当だったと思う。だが、泣いている上村選手を見て、やっぱりこちらももらい泣き、だ。特に肩入れもしていないのに、画面を通して感染する感情、である(しみじみ)。
 オリンピックはやっぱりメダルがすべてなんだなあ。4年間、この1回のためだけに厳しいトレーニングを積んでいるんだものなあ。と思っていたが、夜にはNHKスペシャルで、4回転ジャンプに挑む、フランスの男子フィギュアスケートの選手、ブライアン・ジュベール選手のドキュメントを見て、またその認識を改めた。
 なんとジュベールは、4回転を飛ぶことに目標を特化している(大大大大大爆発)。「メダルを取る」ということよりもさらに狭く純化された目標(しみじみ)。
 ジュベールが言うことには、「4回転ジャンプを飛ぶときには雲の上を飛んでいるような気持ちがする」のだそうである。5回転も飛びたい、というジュベールの願いは、「その瞬間に神の世界を垣間見たい」ということなのだろうか(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。