ネイルの効用

 今日は、結果として見ればたいして忙しくなかった(←ただし、仕事は依然として積み残している。私の仕事の「在庫」はいつ消滅するのだろうか【←早くやれ、自分!!!!!】)が、スケジュールの詰まり具合を憂えていたためそちらに圧倒されて、1日を終えたら「あーあ。」という気持ちになった、不肖・ロズ子○○才。
 「忙しい」ことを予測するあまり、手元の仕事が手につかないなんて、ねえ(←本当におバカ。)。バーカバーカ、ロズ子のバァアーーーーーーーカァァァァァア。てなものなのであった(しみじみ)。
 そんな今日、私は、ずっと以前にティアンさんから購入したディープローズクォーツを持って会社へ行った。マダガスカル産のぶっかきで、濃いピンク透明のローズクォーツである。
 昼食時にはこの石を握りかつ眺めたが、「優しい」とか「まったり」などというローズ一般の印象はこの石には当てはまらず、ひたすら「元気」「濃い」「暑い(←注:気候的暑さ。)」という感じなのであった。
 なるほどこれはきっと肉体の石。と、当たっているのかハズレているのか判然としない我流リーディング(←注:ただの勘。)を脳内で繰り広げてみる。ピンクの石の表面には青い虹が輝き、「…この色の虹がロシレムに出ていたら、『ブルーエンジェルの女神が姿を現したロシレム』ってことになるんだよな(まさかそんな。)。」と、あらぬ方にやさぐれた思考を向けていった私である。
 やさぐれているのは、やっぱり感情が不安定であるせいだ(しみじみ)。最もこの「不安定」は、朝会社へ行くために外へ出て太陽光を浴びたとたん、日光に当たったドラキュラの如く、一瞬にして蒸発したが(←そしてその後また帰ってきたが【泣く。】)。
 ことほどさように、太陽光に当たるというのは、やっぱり大事であるらしい(と推測)。あの輝く白い光の中に、いったい何が入っているというのだろう(紫外線とか?【←それも確かにあるのだが。】)。
 今日は顧客の人が爪を美しく磨いていた(←ピンク色に光っていた。)ので、「キレイですね。」と言及すると、「綺麗な爪が目に入ると、女性ホルモンが分泌されて、女の人は美しくなるのよ。」とのお答えであった。 
 「えっ、じゃあ、その綺麗な爪が目に入ると、この人にも女性ホルモンが分泌されてキレイになるんですか。」と、そこにいた男性顧客を材料に話をお笑いの方向へ持っていったのは、不安定の中の一瞬のご愛嬌なのであった(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。