ピンクのラメラメ

 「世間の大多数の人々は真実を信じるのではなく、真実であってもらいたいと望んでいることを進んで信じる」(by村上春樹『1Q84 BOOK1』)
 反省(大大大大大爆発)。私も長いこと、「アンダラクリスタルは天然ガラスである。」と信じたいばっかりに、ひたすらそう信じようとしていた(しみじみ)。
 さて、去年の6月には「アンダラで終了するか」と思われた我が石(貧乏)道だが、そんなことでこの歴史ある(爆)道のりが終わるはずもなく、本日はピンクファイア・クォーツを時折眺めながら過ごした。水晶の中にコーベライトのインクルージョンがあるために、マゼンダ・ピンクのフラッシュが時折見える石である。
 コーベライト・イン・クォーツは2005年ぐらいに産出され、私はそのときから注目していたが、購入には至っていなかった。「大き目の」「原石」希望の私にとって、出回っていたピンクファイア・クォーツのラウンドカボションはちょっと小さすぎた(←貪欲【反省。】)のである。
 しかしこのたび、原石の雰囲気を残した磨きと巡りあい、購入した(爆)。で、この石のピンクファイアを見るのに、何気に苦労しているのである(大大大大大爆発)。
 まず太陽光じゃないと見えにくい。次に角度が難しい。カボションになるようなピンクファイア・クォーツは、すべてコベライトのキラキラが見えやすいように(ネット上では)見えるが、やっぱあのように「宝石」「ジュエリー」扱いになる石じゃないと、ピンクのラメは見えにくいのであろうか(さあ)。
 ともあれ角度さえ決まれば、石の中いっぱいに輝くピンクファイア(しみじみ)。これが全方向から見えると嬉しいんだけどなあ。と、またしてもないものねだりをする私であった。
 今回届いたピンクファイア、不思議なことに、カバン内のモルダバイト原石と形がそっくりである。「蛹(←象徴的。)」のように見えるこの2つの石(モルダバイトインパクトガラスだが。)を、お昼に取り出し、並べてその形を比較点検する私。
 似ている(しみじみ)。だが、左右対称になっているので、入れ子構造にはならないな、この2つの石…(しみじみしみじみ)。
 今日も時折セージの香りを吸い込み、自分を浄化した。
 とてもよい香りに、しみじみ癒される(クラクラ)。日曜日には(もったいないけど)ちょっと燃やして、さらなる自分浄化に励もうか(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。