浄化ダイヤモンド

 私はこの夏から「コントレックス」を愛飲しているが(といっても、帰宅してからグラスに1、2杯という程度だが)、この20日からこの水を買うことができないでいる。スーパーや大型店から、コントレックスだけではなく他の水も消えてしまったのである。
 20日の段階では、出かけた大型店に残っていたのは「日田天領水」というたいしておいしくもない(←すみません私見です。この水がとてもおいしいと感じる人もたくさんいるはずだ!!!)のにバカ高い(←すみませんあくまでも「私にとって」です。)水のみで、他の1.5ℓ以上の水ペットはきれいになくなっていた。
 そのときは、巨大な買い物カートを1人で6つも7つも連ねて、カートの先頭にヘルメット2個を置いて食料品を買いまくっている(←レジで次々とダンボール箱に詰めていた。プロの仕事である【感心。】。)おじさまを見たので、「…この人が買ったのかなあ(どこかに支援にでも行くのかな。)」と思っていたが、本日立ち寄った大型スーパーでも水が売り切れ、「おひとりさま3本まででお願いいたします。」という貼り紙だけが残っているのを目にして、これは水の買いだめであると悟った(しみじみ)。みんな水道水を飲みたくないと思っているか、困っている知人親類に送っているか、のどちらかであろう(と推測)。
 原発さまの中の放射線濃度はとても高いようで、今日は作業して下さっている方3人が被曝された。ベータ線熱傷かもしれないということで、大丈夫だといいのだが。以前あった臨界事故を思い出してしまった。 
 さて、通常の災害時であれば、水やらお茶やらのペットボトルを買い込んで、水道が復旧するまで耐え忍べばいいのだが、今回は全く事情が違っている。何せいつになれば「放射線の含まれない水」なるか、全然見通しが立たないのだ。
 現実問題としてペットボトルでいつまでもしのげるわけがない。水道水を飲むよりほかに、仕方がないであろう(しみじみ)。
 日本政府は3月17日に、水に含まれてもいい放射線の基準を30倍(!!!)に設定しなおしたのだそうで、それはそれで仕方がないと思うのだが、そういうことをきちんと報道してよ(←注文)。隠しといて(というか、たぶん意図的に報道しないでおいて)「安全だ」とか言うから、ますます信用できないという気になるのよ。(←大注文。)
 今日もテレビで「安全だ」「大丈夫だ」という専門家の、具体的な数値を挙げた上での話を聞いたが、全然大丈夫ではなさそうだ(←感想。)。毎日2ℓぐらいの水はすぐに飲んでしまう(料理にも水は入っている)し、飲み続けて6ヶ月なんて、すぐたっちゃうのよ(これだけ飲み続けると身体に影響が出るという。楽観的な専門家が「安全だ」をベースに語った話だから、本当はこれは「飲みすぎ」なのだろう。)。
 だってもう年末から既に丸3ヶ月、そして震災から2週間。時のたつのは早いでしょう〜〜〜〜〜?????(と本日の専門家に問いかけ。)
 そうは言ってもここはもはや水道水を飲むしかない(飲まなければすぐに死んでしまう)ので、ここでまた原発さまの早い収束と、現場で働いてくださっている方々の健康と安全と、そして被災者の方々の健康と安全をお祈りするのであった。
 事態は全く大変だが、世界が原発をとりやめる傾向にあるのは大変よいことだ。
 それにしても人間って(私ももちろんそうだが)、本当に大変な事態に遭遇しないと、エゴにまかせて「大丈夫大丈夫」って、とんでもない&取り返しのつかないことをやらかすんだなあ(しみじみしみじみ)。
 人間はその(高すぎる)代償を払って何がしかを享受してきたのだからまだいい(いや、よくない)が、虫とか鳥とか魚とか動物とか植物とか。
 本当にごめんね〜〜〜〜〜。と、人間以外の生きとし生けるものをいたわしく思うのであった。(しみじみ。)
 今日の昼食時の同伴者はロシア産のダイヤモンド原石。
 「浄化」をイメージさせるし(←白いから【単純。】)、ロシアはチェルノブイリに近いし(←このときにもっと真摯に学んで、いろいろ変革しておくべきだったのだ、世界【私も。】)。