サルコジ来る

 原発は相変わらず(か毎日何事かが新しく起きる)の状況で、昨日はフランスの原子力会社「アレバ」だかのCEOが来日したというニュースを見たが、今日は御大・サルコジが来日、で、テレビを見て目が点になった、不肖・ロズ子○○才。
 フランスという国は、個人主義自由主義・他人の自由を妨げないという頑固な徹底性がある国と聞いている。そしてフランス人は誇り高く、移民を激しく差別する(ジダンなどもひどく差別されたことがあるようだ)し、日本人のアパートには時々火をつけている(爆。だいぶ以前の噂でございます。)とも。
 そんな国のCEOが、今や「放射能に汚染された危険国」と世界からは目されており、週刊誌には「東京から外国人が消えている」などと書かれている我がJAPANの空港ににこやかに降り立ったことだけでも結構驚いていたのだが(まあ、原発の人だから放射線慣れしてるか、などとも思ったのだが)
 本日の御大の来日には、心底から驚いたのであった(しみじみしみじみしみじみしみじみ)。
 こんなことでもなければ(ない方が良かったが)、菅直人サルコジ大統領と並んで記者会見を開く、などということもありえなかったであろう(しみじみ)。テレビに映るわが国の首相は、感激で涙目になっているようにも見えた(@私のすが目。)が、「そんなんで喜んでもらっても困る。」と私は思うのであった。
 なにせフランス・サルコジは、就任当時から原発の輸出で外貨を稼ごうと計画している。そんなおフランスにとって、福島原発津波による大事故は、原発販売促進計画を大いに狂わせる超困った出来事なのである。
 フランス語はわからないし、この日記から言う。サルコジ大統領よ、今回の出来事でドイツとかが原発を全然買ってくれそうになくなったからといって、焦って対策に乗り出したりしないでもらいたい(助けてはもらいたいが、それが「原発販売目論見第一」ならイヤよ【しみじみしみじみしみじみしみじみ】)。
 だってそこに働く原理はやっぱり、「経済最優先(人命より)」だから(大大大大大爆発)。
 「アレバ」にとっても、福島第一原発の事故は、今後の売上げを著しく左右するかもしれない大憂慮の事態だ。
 だが日本よ、そして世界よ。やっぱり使用済み核燃料すら制御できない原発は、人類には時期尚早すぎて、全廃しか安全への道はない。
 のであった。
 記者会見は同時通訳であったが、サルコジ大統領の「津波のある国には原発は無理と思います」には笑ってしまった。どこも無理だけど、日本には特段に無理ね。 
 近隣の原発なんか、何と活断層の上に建ってんだ(←爆。恨むぞこの点を、電力会社!!!!!)。ということをサルコジ様はご存知か、それとも「市場」として以外の日本にはキョーミないから知らないか知らないが、繰り返すけどまさに「日本には特に無理」なのであった。
 それなのに今日日本動燃の川井という社長もテレビに出ていて、「資源のない日本で安定的にエネルギーを供給するために、原発推進はこれからも続けるべきと思います」だって(爆)。
 あなたさまが超離れ小島の無人島にでも行って、1人で発電でもしとけば。(原子力で。)と思う私は、やはりイジワルモード100になっているのであった(キリキリ)。
 そんな私が愛玩しているピンク・トルマリンの色は、この2日間大変に薄まってしまっている。
 「おっかしいな〜〜〜、まさか、『染め』だったのかな〜〜〜(まっさかーーーーー。)」と思っていたが、crystalcaveさんのコメントを拝見するに、もしかしてマゼンタ光線は福島県へお出かけのようで(帰って来るのだろうか、ピンク・トルマリンのマゼンタ・ピンク【さあ。】)