電力確保のための代案

 「一心不乱の大原発」さまは今日も一心不乱に問題を噴出させているようで、4号機の冷却プールの水の放射線濃度がどうとかってNHKの9時のニュースの冒頭で言っていたが、うーん、人間は、自分に制御できもしないものをあちこちにこしらえてしまったのねえ。という思いを強くしている、不肖・ロズ子○○才。
 福島第一原発、現在のところ人間は(自分が作ったものであるにもかかわらず)全然手出しできず、原発さまの思うがままにまかせているという感じだ。もはや私の中では擬人化されつつある原発さまは、毎日天に向かって吠え地に向かっていこうとし?(@チャイナ・シンドローム【爆】)、要するに、暴れてるんだなあ(しみじみ)。
 わかるわかる、その暴れたい気持ち。と、原発に共感してみたりする(しみじみしみじみ)。だってあんまりひどいよね。「親」たる人間が、無責任すぎなのだ。
 というわけで、NHKニュースでは「一進一退」と言っていたが、私の見るところ「一退二退三退四退五退」と、日々(人間にとっては)後退してばっかりの原発の状況を、これからも見守る所存なのであった。
 満身創痍の原発を横目に、それでも福島には、「今まで原発で雇用を確保してきたし、経済をまわしてきたから、これからも原発がないと困る。」と思っておられる方々が少なからずいらっしゃるようだ(←新聞記事で読んだ。)。明日の命より今日の糧ということか…と思いつつ、「雇用の場」ということでひらめいたことがある。
 「雇用の場」があればいいということであり、それが絶対原発でなければならないということはないはずだ。原発の変わりに、風力ないし太陽光発電の施設を作り、それによって経済をまわして雇用も確保してはどうか。
 エネルギー問題も解決できて、一石三鳥だぜ(大大大大大爆発)
 政府は、太陽光発電も推進している。私にも「屋根に太陽光発電をつけませんか」という電話が一時期頻繁にかかってきて、閉口したものだ。
 「余剰電気を電力会社に売って、すぐにもとがとれる」とどの電話も言うので、「でも、メンテナンスがいりますよね。太陽光発電って、どれぐらい持つんですか?????10年?????そしてメンテナンス時の費用は、どれくらいかかります?????」と問いかけると、「それは専門家に聞かないとわからないから。」と電話の相手は言うという(大大大大大爆発)。
 そんなわけで、「絶対つけるもんか、太陽光発電なんて。」と思っていたが、原発の代わりに太陽光発電の施設にするというのなら大歓迎だぜ(←政府に向かって呼びかけ。)。太陽光発電の装置はとても高いと聞いているが、どんなにお高いとしても、津波で壊れた原発放射線を何とか閉じ込めようといろいろな方策を実施したり、健康被害が出た人に延々と補償していったりすることを考えれば、たぶんずっとお安いのではないか(と推測)。
 風力発電は、原発に比べればずっとましだが、でも低周波による健康被害がありそうだし、景観も乱しまくる(←あの細長い風車の羽の様子は、ものすごくインパクトがある。)ので、私はおすすめしないのであった。
 今日は風が強く(入ってないといいな、放射性物質を載せたホコリ)、黄砂と花粉が舞う寒い1日だったが、何の具合かダイヤモンド原石が大変美しく輝き、私はその青味のある透明感にひたすら感心して、「やっぱりダイヤモンドってすごいのねえ。」と思ったのであった。