ミッシェル・プラティー(ニ)

 今日は6.11(爆発)。私の人騒がせダメ予測は全くはずれ(←はずれて大変良かったが、すみません本当に、バカで【反省。】)、何事もなく1日が終わろうとしている。
 今日で東日本大震災から丸3ヶ月が経過し、通常の地震津波だけだったら(←それでも大きすぎて激大変だったろうが)今頃は復興が相当すすんでいただろうに、原発事故があったためにそのスピードは大変に遅い(ように見受けられる)。未だに避難所生活をしておられる方々がたくさんおられるっていうこの状況はどうよ。と私は思うのだが、いったい誰が悪いのか。東電なのか政府なのか、それとももしかして日本国民全部が悪いのか。
 わからないが何か3番目のような気がする。のであった。(大大大大大爆発)。
 そう思うのは、村上春樹のスペインでのスピーチを斜め読みしたせいだろう(しみじみ)。原発を黙って見ていた(←折々文句だけは言っていたが。)のは、容認していたのと同じことなのだ。と思うと、胃のあたりが重苦しくなってくる私である。
 さて、そんな今日は、朝はカイヤナイトとピンク・トルマリンを握っていたのに、エメラルドの夢を見て目覚めた私であった。(爆発)
 夢に見たのは3cmぐらい(!)の単結晶、薄いが明るく美しい緑色の透明石である(しみじみと回想)。今でもだいたいそのイメージを思い浮かべることができる程度には鮮明な脳内画像で、「この石が欲しい。」と思ったものだ。
 薄く明るい緑色のエメラルドを希求するなんて…。私は疲れているのだろうか…。(←それはあるかもしれない【爆発】)
 「3cmぐらいのエメラルドって売ってるかなあ。」と思ってネット検索すると、ないことはないが激烈に高い(←あたりまえ。)。おまけに、夢で見たような明るく透明な緑色の石はなく、もっと濃いか、不透明な感じのものが多かった。(←それもあたりまえ。)
 しばらくは夢で見たイメージを思い浮かべて、癒されることにするのであった。
 午後は花売り場に立ち寄り、そこで小さな瓶に入った赤い魚をしみじみ見る。「コッピー」ブランドのメキシコ産プラティーだ。
 丸い瓶のレンズ効果で拡大されるプラティーは、明るいカーネリアンのようなオレンジレッドの身体で銀色(で縁取られている)の目が光り、魅了された私は一瓶買って帰った(爆発)。眺めながら、「この魚の名前は、『ミッシェル・プラティー(ニ)』。」というバカな想像が吹き荒れる。
 このプラティー(ニ)は現在、テーブルの上の瓶の中で泳いでいる。
 確かディエゴ・マラドーナが「ミッシェル・プラティニは嫌いだ。あいつは世界で一番フランス人が偉いと思っているんだ。」と言ったような気がする(記憶違いかも。)が、プラティニとは違って何も考えていない表情のテーブル上「プラティー(ニ)」は、夜なのに蛍光灯の明かりを浴びつつ、今も活発に泳いでいるのであった(爆。電気を消して、早く魚を寝かせてあげましょう、自分!!!!!)